私の記憶帳

日々知り得た雑学や興味を持ったことを記録してある

閉塞感

2010年06月26日 23時15分43秒 | Weblog
効率的で効果的なことを常に求めてきたのが今までの経済だ。同じ値段なら少しでも良い物を同じ物なら少しでも安くと。しかしこれには限界がある。この限界から閉塞感が生まれた。物が溢れている社会ではこうした位置付け的な考え方から脱皮して新しく意味付けをすることによって付加価値を高めていく必要がある。景気は良くないが国民はお金を持っている。持っているのに余分にお金をだしてまで買いたいと思うものがないのだ。買い物一つとっても買ってくれている人の顔も覚えてくれない。ただいらっしゃいませ。ありがとうございました。という心のこもっていない挨拶をかけられるだけだ。だからその店で買う意味がない。安いからとか近いからとか便利だからという位置付けだけで買っているのが現実だ。現実の中でさらに効率を高めることばかりを戦略にかかげている。これでは味気ない社会になるばかりだ。これからは効率的でないことが効果的になる。ぬくもりとか優しさとか融通がきくとかという無形のサービスだ。

7月8日はフューネラルビジネスシンポジウム 2010の

2010年06月26日 01時14分29秒 | Weblog
来年7月8日の13時40分~15時の80分間駒木葬儀社の駒木社長と対談をすることになった。場所はパシフィコ横浜のA会場だ。全部で講座が20以上もある綜合ユニコム社のビッグイベントだ。このシンポジウムには講師として何回か話したことはあるが対談形式は初めてだ。日頃福田さんにお世話になっているのでお礼の積もりで引き受けることになった。7月は1日に続いて二度目になる。

葬儀社の社長からのメール。

2010年06月26日 00時55分31秒 | Weblog
Kさま
葬儀社の〇〇でございます。
勉強会でご講演頂き大変ありがとうございました。
お話をお伺いし、気づかされること、新たな発見にただただ頭が追いつこうとしているだけで精一杯でした。
また、全てのお話が全部つながっているところに実務家としての能力のすばらしさを感じました。
私のような創業経営者が学ぶべきところだと思いました。
次は弊社社員にもぜひ拝聴させていただきたいと思います。
お忙しいところ、ご足労頂きましたこと深く感謝申し上げます。
また、大変多くの学びを与えてくださりましたこと重ねて御礼申し上げます。
今後ともご指導のほど、よろしくお願い申し上げます。
このたびはありがとうございました。
K様もご多忙のみとは存じておりますがどうかお体ご自愛くださいませ。
お忙しいと思い、メールで恐縮ではございますが御礼申し上げます。
これも実感が伝わってくるメールだ。講義を聞いている目な真剣そのもので会場には誰よりも早く来て最後まで見送ってくれた。講演の機会は出来るだけ増やさないようにしているが若い意欲のある経営者やリーダーの集まりなら無理しない範囲ならボランティアでもやってあげたい気持ちでいっぱいだ。

会食会を開いた後の嬉しいメール

2010年06月26日 00時43分37秒 | Weblog
K様
メールで失礼いたします。先日お話を聞かせていただきました〇〇です。大変ためになるお話をお聞かせいただきまして、ありがとうございました。
国家の意思の無さを、役人となって痛感しております。
行政だけではなく、政治の世界も含めてです。
この国を正す処方箋は、きっとあると思っています。確信持ってこの国を治療していけるよう、最近は、役人として修行を重ねるだけでなく、仕事の合間を縫って勉強に没頭しています。
そのような中で、Kさんのお話を伺い、昨日はとても刺激を受けました。
ぜひ、またお話を聞かせていただきたいと、心から願っております。
今後とも、よろしくお願いいたします。
本当に、ありがとうございました。p.s.
私たちは今、500名くらいが所属する勉強会を主宰しております。
企業経営者や政治家、老舗企業の跡継ぎの若者、大手企業の部長クラス、マスコミ、官僚など、多様な人材が集まっており、定期的に著名人の方にお越し頂いて講演をしていただいています。
もしKさんにお許し頂けるなら、ぜひ一度、我々の勉強会でも御講演を御願いできませんでしょうか?
どうぞご高配お願い申し上げます。というメールを戴いた。自分が講演することはともかくとしてこのままの日本ではダメだ何とかしたいと考え、行動している人たちがいることは嬉しい。一緒に議論していても楽しい。フリーになった充実感だ。

会食をした後のY さんからのメール

2010年06月26日 00時30分11秒 | Weblog
ありがとうございます凄く元気になりました。タフに生きていくことをKさんから沢山学びました。いまどれほど沢山の幸せをいただいてるか、感謝一杯です。Kさんのいちの子分としてこれからも学んだことを実践していきます。ご指導ください。本日はありがとうございます。嬉しい時間でした。お体ご自愛ください。いつまでも謙虚なYさんからのメールだ。もちろん一の子分ではない。大切な友人だ。彼の素晴らしいことは聞いたことを即実行する実行力だ。彼とパートナーになれたことは生涯の財産だと思っている。

6月末日に開かれる株主総会で

2010年06月26日 00時16分43秒 | Weblog
6月末日に開かれる株主総会で今まででは考えられなかったような事が行われるだろう。それは任期満了に伴って多くの取締役が再任されないということだ。株主の意見やトップの思いにそぐわない取締役は次々と解任されるだろう。その結果企業はルール尊重の枠にはまったものになってしまいますます魅力がなくなるだろう。シェア拡大や売上の拡大ばかりが優先されてしまいその手段ばかりに磨きがかけられるようになる。年輩者が企業の中で重要な位置を占める割合は減らすべきだ。しかし本当に減らすべき人は単に売上やシェアの拡大を考え、その手段としてコストカットをしたり、失敗を恐れて若い社員の意欲むしばんでいる経営者たちだ。明治維新も戦後の日本経済を引っ張って行った人たちは20代、30代の若者たちだった。若い人たちには残された人生がたくさんある。今のままでは未来に夢を持つことは出来ない。彼らには彼らが自己責任を負えるような自覚と権限を与えてあげるべきだ。60代以上のリーダーには新しいことに挑戦する意欲が欠けている。その
理由は二つある。一つはもう残された人生が少ないこと。他もダメなら自分たちもダメなのは仕方がないという言い訳を持っていること。二つ目は若い頃日本はとてつもなく貧乏だった。みんなその頃を体験している。だから今の日本がいくらダメだと思ってもあの頃に比べればはるかに良いと思っていることだ。この考え方の人たちの思想をデモクラシィーという。大正デモクラシィーと違うのはカタカナで書かずにでも暮らしいいと書くことだ。これでは釜の中にぬるま湯で入っていて気持ちがいいと思っているところに急に蓋をされて高温にされるようなものだ。60歳以上の人たちは経済大国日本を築き上げてきたのだからこれからは後進に道を譲って生活大国日本を築き上げるために素晴らしい見本を見せていく生き方をするのがいい。