随想13
2008-01-16 | 随想
今回の随想は“逆境を乗り越える”
誰もが一度は経験しているであろうお金の貸し借り。
個人間の場合、小額だと口約束だけで貸し借りする
ことが多いように思う。
借りる人間にちゃんとした返済能力があればいいけど
困ってるから借りるわけで返済の期日がきても
返せない人が多いわけです。
で、トラブルになる。
人間関係までダメになってしまうこともあります。
そんな経験が僕にもあった。
そういった教訓から個人間で金の貸し借りはしないと
心の中で決めていた。
ある酒席で友人と上記のような話になった時
「本当に困った時は言ってくれ。2、300万だったら協力するよ」
と事も無げに言う友人に驚いた。
彼は今では事業を成功させているが
昔かなり苦労してきたのを知っているからだ。
今まで人にお金を貸して焦げ付いた額は
相当な金額だと言っていた。
それでも仲間が困った時には貸すと言う。
並外れた器の人間なのか、それともただのバカなのか
凡人である僕にはわからない。
僕は意地でも借りないけどいい友人を持ったなと思う。
逆境を乗り越えてきた人間は本当に強いし
年齢に関係なく尊敬に値する。
悔しいけどそんなカッコいい友人がいるんだよね。
逆境に陥った時こそ強い精神力を持って立ち向かいたいね。