石田明夫の「会津の歴史」

全国的な視野で見た戊辰・会津戦争の歴史です

会津の城20  岩尾館

2006年12月14日 | 会津の城

佐原義連が築いたとされる「岩尾館」 喜多方市

会津古城研究会長 石田 明夫

喜多方市熱塩加納町岩尾   会津若松市から車で40分

061209_024 鎌倉時代から室町時代までの400年間会津を統治した葦名氏の初代佐原義連は、三浦半島に本拠地を定めていました。会津では会津若松市門田町に陣幕を張った幕内があり、喜多方市熱塩加納町には義連の墓と伝えられる応永2年に建てられた供養塔があります。北側には義連が築いたとされる岩尾館があり、現在でも佐原さんが住んでいます。葦名氏初代の佐原義連の墓は、横須賀市の満願寺、二代目は不明、三代目は横須賀市にあります。七代目は京都にありました。

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