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夏の夜にアイヌ物語 博物館夜間プログラム【白老】(苫小牧民報)

2010-07-31 13:49:00 | アイヌ民族関連
夏の夜にアイヌ物語 博物館夜間プログラム【白老】

苫小牧民報 - 2010/07/31 13:49


古式舞踊を体験する観客

 胆振管内白老町アイヌ民族博物館の夜間プログラム「ポロトコタンの夜」が、30日から始まった。ライトアップされたコタン(集落)で、伝統舞踊を公演し、訪れた人々の幻想的なアイヌの世界を楽しんでいる。8月まで7回予定している。

 8年前から続く夏のイベント。午後5時に閉館した後、6時30分に再び開館し、集落のメーンストリートにかがり火をたき、光に包まれたチセ(家屋)が出迎える。

 舞踊公演はチセが舞台。45分間のプログラムで、祈り、歌、踊りが続き、即興歌「ヤイサマネナ」では観客も舞台に上がり、一緒に楽しく踊る場面も。恵庭市から家族4人で訪れた森川憂美さん(42)は「日中とは趣が全く違ってすてき。夏の夜らしい雰囲気を味わえました」と満足そうに話していた。

 ポロトコタンの夜はこの日を含め31日、8月6日、7日、12日、13日、14日の7回予定、博物館は、1000人以上の来館を見込んでいる。

 チケットは予約制で、博物館見学と古式舞踊公演がセットの「ポロトプラン」は大人2000円、中学生以下1000円。これに町内の白老牛レストランでの夕食が付いた「ピリカプラン」は大人4000円、中学生以下3000円。コンビニエンスストアの専用端末または博物館で購入できる。問い合わせは、電話0144(82)3914。


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