読書塾は、中学生の期末試験も終わり、ほっと一息
今日は、小学4年生組。
まずは、1週間の様子。日記とビッグニュース3の発表からから始まります。
サッカー少年たちは、サッカーの記事がほとんど。合間にちょこっと学校の様子。
今は、水泳と友達との遊びのことを書いてきます。
書くことがないなと思ったら、空を見て、感想を書くようにと言っていますが、未だその空の記事はありません。
日記を書くようになって、文章がとても素直になっているのを感じます。
飾らなくてストレート。
心のことばもぽつぽつ入れてきます。
それが、とても面白い。
2得点、1アシストできました!
パスの通った気持ちや、ヘディングで決めたときの様子が躍動的に書かれていました。
今日などは、5年生をドリブルでかわしたことがよほど嬉しかったと見えて、読みながら顔が笑っていました。
声も大きくて元気。
私まで本当に楽しくなります。
そんなわけで、随分私もサッカーの知識がついてきました。
少年たちのおかげで、W杯も今までで一番楽しく観ています。
それから、音読や、詩語り、読み物は『ニュートン』、あっという間に1時間は過ぎてしまいます。
そこでおやつタイムがあり、後半やりたい学習へというのがいつもの流れです。
今日は、おやつに、大好物だというポップコーンを作りました。
フライパンいっぱいに作ったのでボールに山盛りできました。
さあっと思って出すと、先に算数をやってしまうというのです。
真剣に鉛筆を走らせ、定規を使ったり、コンパスを使ったり、出した課題を黙々と。
そして、終わった時のあの笑顔、忘れられそうにないです!
すごくいい笑顔
そして、もうひとつ、忘れられないことば。
「もう、全部終わったから。安心して食べられる。その方が幸せと思って」
なんて素敵なことば!!
ポップコーンを作った甲斐があった!ではなく、
やるべきことを終えて、幸せな時間ごと食べているような顔。
幸せな顔は、こういう顔かぁと、私は、美味しそうに食べる顔に見惚れていました。
お土産に袋詰めしたポップコーンを見つめる顔もとても嬉しそうでした。
幸せな時間がもうすこし続きそう、と、そんな風に思いました
幸せな時間は、さりげないもの。安心した気持ちから生まれるもの。
どんなに小さな世界からでも生まれるもの。
生まれた幸せはお互いが分かち合え、
生まれた幸せは、心の中に住んでくれる。
小さな幸せなら作ってあげられるかもしれない。
お話も、わらべ歌も、美味しい食べ物。
安心した気持ち、ベースはそこにある。
子どもたちのポツリから、胸に響く言葉がたくさんあります。
安心した気持ちなら、そのポツリをたくさん聞けるのです。
子どもたちのポツリは、小さな花ですね。
たくさんの花を咲かせたい。
幸せの花は、きっと世界を平和にしてくれる。
その種がこぼれて、いろんな色のたくさんの花が咲き、きっと未来はいい世界になる。
この小さなところから、大きな夢をもって、子どもたちに愛依の風を届けていきたい。