~ストーリーテリング「愛依の風」ainokaze~

絵本・素語り・わらべうた
ストーリーテラーやえはたのりこ(やえちゃん)の徒然便り

火曜の会便り♪

2012年04月25日 | おはなし会・語りの会
第4火曜日は、火曜の会。
午前中、すこぶる良い天気だったので、家のあちこちの窓を全開して空気の総入れ替え。
ストレッチなどして体を動かしたまでは良かったですが、
窓全開を忘れて、発声練習
隣の壁から自分の声がして、慌てて窓締めました

時々やってしまいます、近所迷惑・・・。


さて、火曜の会ですが、
横浜から参加してくれているNさんがお風邪でお休みとのこと、
今月から川端康成シリーズで、『伊豆の踊子』の予定でしたが、
「みんな揃っている方がいいですね~~」と、プログラム変更。

学校訪問の話から、ぜひ、学校プログラムを一度ということになりまして、
語りの授業を再現しました。
なんとなく照れました。
でも、しっかり語りもたまには聞いていただきたいと思い、
余計な邪念は捨て、ピュア―な気持ちで語りました。


2時間の中で、いろいろ語りました。
日本昔話、創作話、宮沢賢治作品、
なんか夢中で語ってしまいました。

日本各地に伝わる「へっこきあねさま」をいろいろバージョンで語りましたが、
大笑いしてくださった。

すっごい屁の音がこの口から飛び出しました~~~
私の故郷下野版も語りました



火曜の会の皆さんは、
文学好きで、そして、何よりも、これからの子どもたちの未来、そして教育について、その想いを熱心に語られる方ばかりです。
その中で、はっとして、胸にぐっとはいってきた言葉が二つありました。

 「若き日に薔薇を摘め」

 「長所を伸ばし、短所はさわらず 堂々と生きましょう」

この言葉を与えられ、いろいろ話していきながら、
私は、未来を担う子どもたちへ、何ができるだろうとまた考え始めました。

そうしているうちに、あの、ブータン国王の福島の子どもたちを励ました感動のスピーチを思い出しました。
苦しみの中にある子どもたちに、希望の光を灯し、そして、深い愛を向けられた言葉でした。


「みなさんは、龍をみたことがありますか?

私はあります。

龍は、一人ひとりの心の中にいます。

私たちは“人格”という名の龍を持っています。

龍は私たち、みんなの心の中にいて“経験”を食べて成長します。

だから、年を重ね、経験を積むほどその龍は強くなるのです。

そして、感情をコントロールして生きていくことが大切です。

みなさんも 自分の龍を大きく素晴らしく、大切に育ててください」


この言葉は、紙に書いて留めておきます。


火曜の会の最後も、賢治の「雨ニモマケズ」を一緒に語りました。


胸に噛みしめた深い言葉に出会った時を忘れないように、
私も、心に残していきたい。

そして、子どもたちにそのことを語り続けたい。


火曜の会では、いつも自分を振り返り、いろいろなことを学びます。
本当に感謝したいです。

末永く続けていきましょう。

 おいしい柏餅、ごちそうさまでした











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