~ストーリーテリング「愛依の風」ainokaze~

絵本・素語り・わらべうた
ストーリーテラーやえはたのりこ(やえちゃん)の徒然便り

月宵秋語りコンサート便り♪

2013年09月25日 | イベント・語りコンサート・舞台他
昨夜は月宵秋語りコンサートでした。
その余韻がまだぼんやり後をひく今宵でございます。

さて、今回の語りコンサートは共に19歳の若い学生さん二人とコラボでした。
若い二人の力を借りて、より自由に、より勇気を出して、
いろいろチャレンジした今までと一味違ったステージになりました


第1部は、
箏、原 和泉さんと幻想的な情景を古の昔から・・・

お箏演奏『荒城の月幻想』から



しっとりと響く美しいお箏の音色です

演目は『枕草子』 『蜘蛛の糸』



和泉ちゃん、すっと美しくうつむいて、耳をそばたてて、私の語りにぴったり寄り添ってくれました。

お箏と『蜘蛛の糸』一度語ってみたかったのです。

極楽の蜘蛛の糸のごとく、まさにお箏の音色はキラキラと細く光っていました

ありがとう、和泉ちゃん!

第2部は、
ピアノ、川本 嵐君の『ショパン夜想曲2番』から。
宮沢賢治の世界を豊かなピアノ曲でお届けしました



演目は『セロ弾きのゴーシュ』、♪トロイメライにのせて、『注文の多い料理店序文』

全体をバルトーク
インドの虎狩りはプロコフィエフ
最後は、祈るようなバッハのアリアで構成しました。

どこにもない、本当に私の大好きな曲を盛り込んだ、大好きなゴーシュになりました

インドの虎狩り=♪戦争ソナタ

超難曲を引き受けてくれた嵐君、本当にありがとう!

最後のゴルトベルクは泣きそうになりました。


そして、心を込めて、嵐君の♪トロイメライにのせて、
賢治のメッセ―ジを語りました


第3部は、

祈りと共に、まずは、ピアノと箏とうたで賢治の『星めぐりの歌』。
東北への想いを込めて、星々に願いを込めて歌いました

そして東北復興支援ソング『花は咲く』をCHUちゃんにも友情出演してもらって、会場のみなさんと一緒に歌いました。

温かいそれぞれの心のこもった素晴らしい歌声でした
こうして、みんなが一つの優しい思いで、いつも変わらずいれば、
今もなお、苦しみの中にいる人も、花のような笑顔をきっと取り戻す日が来ると、
強く胸に刻んで。


こうして振り返りますと、若い二人の創意の力で、想いを込めた語りコンサートをすることができました。
若い力というものは素晴らしいです
若者たちがこれからの未来を創っていきます。
私にとって、そう未来に託せる実感を噛みしめた語りコンサートでもありました。


三連休の秋の良い日に、月宵秋語りコンサートにお時間を注いでくださいました皆様、
本当にありがとうございました。

また、お会いできる日を楽しみにしております。

感謝をこめて。      

 やえ







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