~ストーリーテリング「愛依の風」ainokaze~

絵本・素語り・わらべうた
ストーリーテラーやえはたのりこ(やえちゃん)の徒然便り

生きがいセンターひかりおはなし会 Vol.20

2009年12月25日 | おはなし会・語りの会
「メリークリスマス!」も、もう最後ですね。
あっという間に、月日は過ぎますね。
早すぎる・・・。

センターの方からクリスマスプレゼントをいただきました。
ありがとうございます

 センターの職員の方手作りのコサージュです

生きがいセンターの皆さんも今日が今年最後の締めくくり。
「きよしこの夜」はばっちり歌えます!とのこと、ソプラノとアルトに分かれて、1回できれいに歌えました

そして、私の会でお馴染みの、わらべうた「でんでらりゅうば」と「数え歌・たいのこたいのこ」をゆっくり手をつけ歌をつけました。
これで、定期のお話し会の皆さん全員に広めちゃいました。
来年からは、スピードアップ!
益々元気になりますね

今日のおはなしは、クリスマスでしたが、この会の皆さんには、民話で締めくくりました。
『こだぬきのおんがえし』、さねとうあきら作創作民話『べっかんこおに』
さねとうさんの民話は、人情味いっぱいで、どこか切なくて、泣けちゃうのです。
以前おはなしした『おこんじょうるり』も、皆さんとても好きだと言っていたので、今年最後は、約30分の長めのお話ですが、『べっかんこおに』にしました。

実は、私のレパートリーは鬼の話が多いのです。
山里のお話が好きなこともありますが、小さい頃、浜田広助さんの『泣いた赤鬼』
を読んで以来、「鬼は、怖いけれど、優しい鬼もいるんだなぁ」という気持ちが、
心に宿ってしまったのです。
そして、ひとりぼっちの鬼はかわいそう。鬼の切なさ、痛いなぁ・・・。
と、いつの間にか、鬼の話を多く語るようになりました。

民話の中には、人と動物などの、異類間の情愛が描かれるものが多いですが、そこに切なくなるほどの純粋性を見るのは、私たちが、一番大切にしなくてはいけない人に生れて持つ温かな感情、人と人は思いやりで繋がるもの、ということを根っこに伝えられているからだと思います。

「思いやり」
大切な気持ちなのに、どこかに置き忘れてつっぱしてしまうことが多いです。
助けてもらった人に、本当の心が伝わらない、そんな時があります。
大切な人への感謝の気持ちが、かえって空回りなんてこともしばしばありました。
学ばなくちゃいけないことがたくさんあります。


残すお話会もあと1回。28日の名栗の山里でのお話会。
大事な想いをいっぱい込めて、愛のある語りがしたいです。


たくさんのクリスマスカード、クリスマスメールとても嬉しいです。
ありがとうございました。大切に受けとめました
今年も本当にあとわずかです。
寒いですから、体調崩されないようにお気を付けくださいね。
また、お会いできますのを楽しみにしております。

やえ

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