あほねんのブログ

日々の出来事や関心のあることを綴ります。

@magosaki_ukeru 孫崎享氏ツイートまとめ8月5日

2011-08-06 09:52:35 | 災害
孫崎享氏ツイログから転載します。

本(御礼):『日本の国境問題』お陰様で増刷の運びになりました。新聞で書評もなく(当然ですが)、返品の書店も多い中、多くの方がtwitterで応援してくれ、そのお蔭です。原発の「安全」「安い」神話を政府、学者、メディアが述べている中、国民が違うだろうと判断したと同様、北方領土、尖閣諸島は政府、学者、メディアが言っていることと事実とは異なります.

更に北方領土は米国が日ソの接近を警戒し、戦後日本が条約等で完全に放棄した国後、択捉の要求を行うよう日本に圧力をかけ、政府広報等で間違った事実を国民に執拗に植え付けてきました。尖閣諸島も日中の合意に反し、前原氏等が意図的に事件を大きくし、それをバネに日本の対米従属路線を強化するのに使用。領土問題は今後とも、対ロシア、中国、韓国で必ず浮上し日本の姿勢が問われます。主要論点はすでにtwitterで紹介。かつ今後とも実施。但し体系的に全体像の理解が有用と思いますので、乞う御一読。

RT @aki1943: @magosaki_ukeru 本日やっと『日本の国境問題』読了しました。まだ消化不良の感じがするのでもう何回か読み直してみますね。一言感想を述べると「安心」でした。マスコミの洗脳・煽動からから開放されたという「安心」です。

右翼・一水会、脱原発への動き:一水会や月刊日本の関係者が脱原発のデモに参加。右翼の大勢は長く日米安保擁護、反労働運動で企業と協力の動き。この一角が反原発の動きを見せているのは興味深い事実。しかし「日本を守れ」「日本の国土を守れ」の思想は当然反原発と結びつく。

RT @MedicalTour_JPN: @magosaki_ukeru 医療の国際化を推進する、などと格好つけながら、領土問題に対してはメディアからの情報を何も疑いなく受け入れていた医師です。この本との出会いは、今年最も目から鱗が落ちた出来事でした。それと同時に対極にある立場の論点も聞いてみたくなりました。

RT @yukohm: ウルルン島視察の自民党議員について、孫崎享氏の「日本の国境問題」。国境問題があった時、関係国の全ての人が紛争を円滑に収めようとする訳ではない。紛争を発生させ、それによって利益を得ようとする人々が常にいる。国境紛争を緊張させることによって、国内的基盤を強化しようとする人物が現れる。

6日

日本社会のメルトダウン:
原発問題を考えると、どうもこれは原発問題だけの問題でないことが解る。一般国民でも情勢をみれば「原発安全」「安い」(事故時補償問題を考えればとてつもなく高価)が全く虚偽であることが分かり、脱原発支持。しかし日本経営の基幹をになう多くの政治家(特に自民、公明、大連立志向の民主議員)、メディア(特に読売)、学者(特に東大)、経済界が依然原発維持から逃れられない。

対外関係ではTPPが象徴的。日本の輸出は現在すでに対米国10兆円、他方対中国13兆円。高度経済成長の中国と長期経済不振に入った米国を見れば中国市場にどう向うかが最重要.中国・韓国はTPPに不参加。日本社会の対米隷属促進で日本経済が回復せず。しかし経団連等財界、経産省・外務省、前原氏等の政治家はTPPを激しく支持。推進の動きは論理を越え。何故この現象が起こるのか。

メディア選択の学生は社会の良識を目指したはず。官僚の道、政治家を目指した人々も広義の国益を目指したはず.学者も同様。しかしこのエリート層が、原発に見られるように一般国民が当然解る明々白々の事実に眼を閉じる現象をどうみるか。かつこの現象は内部の人が人事異動で交代しても、続く。

原発で経産省首脳の更迭が起こったが、新しい人は去った人と同様の論理を追求する。今社会で多くの人が注目される発言している.原発で小出氏、検察で郷原氏、経産省の 古賀 茂明氏、ジャーナリズムで上杉氏、岩上氏、外交で佐藤優氏、天木氏。誰もが本来あるべき組織の外で発言それぞれ外で発言には様々な経緯を有するが、組織内で有効な発言を出来なかったことは事実。

1984年外務省が国際情報局を立ち上げた時、うたい文句は「省内に複眼的見方を持つ」。しかしこの組織は結局、局として生き残れず。マクナマラ戦略の基本に「自分・組織が生死にかかわる重要事項に、客観情勢の変化を見、複数代替案を持ち、それを検討する」がある。今日、日本の根幹を担う人々が「客観情勢の変化を見つつ、複数の代替案を持ち、それを検討する」をどこまで行っているか.行っているのは代替案の提示する者を窒息させること

かつてアンシャン・レジームは仏革命で崩壊。今日本の権力機構は滅ばされるべきアンシャン・レジーム化。今日の日本にアンシャン・レジームを崩壊させる力があるか不明。しかし原発騒動は原発に限らず日本全体統治機構がグロデスクなものに変質したことに国民は気付くだろう

RT @Ninjya55: 孫先享氏 @magosaki_ukeru 「日本の国境問題」読了。語られている歴史的事実に瞠目。そして、日本人には国際政治におけるリアリズム、契約・条約というものの重み、怖さへの理解が根本的に不十分との感を強くした。本書が高校生の必読書となってくれないか…。 #seiji

原発:広島平記念式典での菅首相演説:これまでの「安全神話」を深く反省し、原発への依存度を引き下げ、「原発に依存しない社会」を目指していきます

転載終わり

>一水会や月刊日本の関係者が脱原発のデモに参加。

右翼、保守と目される人が、米国追随って全く信じられない。日本に真の右翼、保守はいないと思っていました。脱原発指向に少し安心しました。国土、国民を守る思想家の現出が待ち望まれる。










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