あほねんのブログ

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@kenichiromogi 茂木健一郎氏ツイートまとめ:小沢一郎

2011-01-16 13:37:52 | 参画共同社会
茂木健一郎氏ツイートから転載

(1)小沢一郎さんという人を、どのようにとらえるか。それが、日本の政治文化、社会の枠組みの一つの試金石になると思う。多数決によって決まるのが民主主義。しかし、「真実」は往々にして少数派の側にある。

(2)小沢さんを「古い」タイプの政治家という人が多い。既成観念ほどこわいものはない。むしろ、小沢さんが古いと評価する人たちの方が、日本特有の固定した世界観にとらわれていて「古い」のではないかと懸念する。

(3)小沢さんと言えば「政治とカネ」と言われる。しかし、政治にカネがかかるのは、アメリカ大統領選挙を見ていても明らかである。資本主義の社会において、「カネ」は血液のようなもの。政治家を干物にしても仕方がない。

(4)小沢さんの言う「ドブ板選挙」を古いという人もいる。しかし、一人ひとりの有権者の意見を聞くというのは、むしろ民主主義の原点である。イギリスの政治家も、アメリカの候補も、小規模の集会、訴えかけはみなやっている。

(5)形式的なルールを墨守していればそれでよしとする日本の学級委員的な減点主義は、そろそろやめないか。学級委員が日本を良くしてくれればいいが、そんなことでは済まないくらいの国難を迎えている。

(6)「脱小沢」と一つ覚えのように言うが、ある政治家を排除することが国の将来を左右する大事だ、などという話は、どこの国においても聞かない。将来へのヴィジョンに一切かかわらない些事を拡大して政局化する愚かさは、国を危うくするだけである。

(7)そのdue processとしての正統性が怪しい「検察審査会」なるものの議決に基づく「強制起訴」をもってして、離党せよとか、議員を辞職せよというのはファシズム以外の何ものでもない。推定無罪の原則はどうなったのか?

(8)「民意」が暴走したときにどうなるか、戦前の経験でわかるはず。だからこそ、多数決で最終的には決まるとしても、民主主義では少数派の意見が尊重されなければならない。メディアの役割は、「世論調査」で「空気」をつくることではない。

(9)そもそも、小沢一郎さんは民主党による政権交代の最大の功労者ではないか。その功労者をこのような形で冷たく「切ろう」とする人たちを、私は人間として信用することができない。

転載終わり

今日は村の初集会があったのですが、地域に住む一人一人が地域のことを考えて責任を持って地域づくりをしようと提案がありました。

大きな家に住む人や財産家も借家住まいの人も皆同じであると区長はおっしゃってました。

常々小沢氏が金持ちも貧乏人も対等であり、国同士も同じく対等であるとの言葉と通じる考えだと思った次第です。

政権に入り偉くなると錯覚する人が居るようですが、人は皆対等であることを肝に銘じた今日の出来事でした。

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