緑のカーテンとゴルわんこ

愛犬ラム(ゴールデンレトリバー)との日々のあれこれと自然や植物、
本や映画などの勝手な独り言を書き留めています

春の夕方散歩

2014年04月08日 | 
犬にも人間にもとてもよい気候になりましたね。
散歩の道筋に色とりどりの花々がにぎわっています。



これはキンシバイかな?



こちらがビョウヤナギでしょうか?とてもよく似ています。



ラムの足元には、小さなスミレの花が咲いています。





自然の営みって、偉大だなと思います。
毎年、季節になると花が咲き、風が柔らかくなり、水が温むこの季節、花々も競って咲き誇ってくれます。

誰に言われたわけでもない、誰に見せるためでもない、誰に教えられたわけでもない、自然の摂理の中でつぼみが膨らみ、花開き、そして散っていく・・・ 
人の営みもそれと同じかもしれません。

こちらは可愛らしいハナカイドウです。



ヒメコブシ(シデコブシ)はもう咲き終わりとなってしまったようです。



「時よとまれ 君は美しい」というゲーテの「ファウスト」からの一文がありますが、私が働いていた映画会社で公開する映画のタイトルにこのことばをそのまま題名につけたことがありました。ミュンヘン・オリンピックの記録映画のタイトルだったかな。

でも、時は止まらないからこそ美しいのかもしれませんね。

移ろいゆく美しさ、桜を見ているとその散りぎわをついつい思ってしまいます。
人としては、さあ難しい。最後の時は人為的に選べない・・・でしょうね? 60代半ばをすぎると、いつかくるその日のことを考えることもあります。

それゆえに、若い時には全然気づかなかった野辺の小さな花にも感動する気持ちが、年齢とともにそだってくるのでしょうか。

私はラムのおかげで、こうして自然の豊かさに触れ、四季折々を楽しむことができるようになりました。



毎日の散歩は確かに大変ですし、大型犬なので長い時間歩くことも必要となります。

でも、そのおかげで知らなかった人やワンコと仲良くなり、以前なら歩くこともなく車やバスで通り過ぎていた道のそこここにある草木、花々の美しさを知ることができました。

ラムちゃん、ありがとうね。でもね、桜の枝をそんなに食べてはだめだよ。



足元のスミレも踏み潰しているではないの? まったくゴールデンは能天気で仕方ないですね、そこが可愛いし、癒されもするのですが。



こちらは多摩川の桜です。





今年はもうこれで桜も終わりですね。





ラムパパとお弁当を持ってお昼の花見をしてきました。



ラムは花見ではなく、猫見です。稲城近辺の多摩川べりには、猫に餌をあげるおばさんがいて、いつも数匹の猫ちゃんが遊んでいます。猫ちゃん、大好きなラム、見つけたら目を離しません。



でも、あちらはお前など相手にしてくれないのだよ。おあいにく様。

桜の花の散ったあとは、木の下にべたべたしたハナガラが散らばり、ラムの尻尾や足にくっついたら、きれいにするのが大変です。
しばらく桜の木のそばには寄らないようにしています。

まったく人間は現金なものですね。花は盛りを過ぎたら、顧みられないのかしら? 

これから盛りとなるシュモクレンです。



人間はどうなのでしょうか?

盛りは人それぞれ、今日ただ今を最善なものとして生きていくことができたらいいなと思っています。

そして来年の春も元気で迎えられますように・・・




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