緑のカーテンとゴルわんこ

愛犬ラム(ゴールデンレトリバー)との日々のあれこれと自然や植物、
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バースデー・ランチと東京ジャーミイ

2014年09月06日 | 家族・友人
今日は、9月4日に誕生日を迎えた息子の誕生祝いのランチに家族で出かけました。

代々木上原近くにあるシャンブル・アヴェク・ヴュというフレンチのレストランを予約して、息子の誕生祝いなので、と電話でお願いしておきました。フランス語はわからないのですが、調べてみると店名は「眺めのいい部屋」という意味だそうです。同名のイギリス映画の秀作がありましたね。



レストランには駐車場がないので近くのコインパーキングに車を停め、歩いて店に向かっていたら前から見知った人が歩いてきます。
なんと泉麻人氏、一人で歩いてきました。ラムパパとは昔馴染みなので、「久しぶり、どこ行くの?」という話になり、泉麻人氏は近くにご自分の仕事場があるとのこと。こちらは家族連れでこんな住宅街、「いったいどこに行くの?」と聞かれました。「その角のレストラン」と答えると、「あー、おいしいんだよね」と言われ、楽しみになりました。

ランチなので息子と私だけが軽くワインを飲み、ラムパパはシャーリー・テンプルというジンジャーエールにザクロ・シロップをミックスしたノンアルコール・カクテル、娘はオレンジジュースで乾杯です。

いつまでも家族4人でお祝いができ、これは喜ぶべきところなのですが、そろそろメンバーに新たな追加があってもいいのではないかと余計なことを考えてしまいました。

前菜は、娘とラムパパはテリーヌ、息子は豚の血を入れたパテとのこと、それぞれ味見させてもらいました。なかなか美味です。





さて、いつものことですが、食べ始めると写真を撮るのを忘れて夢中で食べてしまうので、メインの写真は撮り忘れ。
娘が魚料理で息子とラムパパはスペアリブのはちみつ焼き、私はフォアグラのフライです。どれも美味しかったのですが、スペアリブが柔らかくてフォークで簡単にほぐれるほど。一口もらい、やはり我が家のとは違う! 当たり前ですね。

デザートは、息子には特別にメッセージが書かれていて、とても素敵。お店の方、ありがとうございました。





私たちのデザートです。北海道のミニトマトにバニラアイスクリーム、これは特に美味しかったです。



最後の珈琲のときに、小さなお菓子もついて、お腹いっぱいです。どれも満足、満足の美味しいお料理でした。




さて、お腹いっぱいになった私たち、折角代々木上原にきたのだから、今話題の代々木公園へ・・・ 行きません、そんな危ないところは。

代々木上原駅近く2000年に完成した東京ジャーミイというイスラム教のモスクを見に行くことにしました。私は建築中から知っていて、完成したら一度見に行きたいとずっと思っていました。やっと念願がかないました。

東京ジャーミイの道路からの入口です。尖塔が見えるのですが、街路樹があり、あまりよく写真に撮れませんでした。





見学は自由なようですが、女性の服装には制限があり、肌の露出の少ない服で必ず頭からスカーフを被ることとなっています。
入口には貸出し用のスカーフも置いてあります。私はそのことを知っていたので、自分のスカーフを持っていきました。



外階段を上がるとモスクへの入口があります。



なかはとてもきれいです。グラナダのアルハンブラ宮殿くらいしかイスラム建築は知らないのですが、アルハンブラ宮殿より色彩がおとなしく、柔らかい感じです。





一番に目に飛び込んでくるのが、ドーム状の天井です。先日、東京駅でもきれいなドーム天井を見てきましたが、こちらも本当にきれいです。



モスクの中では、ちょうど結婚式が行われていました。ラッキーです。



入るときには靴を脱ぎ、裸足になっているのですが、ひいてある緑色の絨毯が鮮やかで美しいです。



ラムパパ曰く、これはたぶん最初に建築したときからのではなく、新しくひき直したのだとのこと。ラムパパはトルコレストランの仕事を以前していたので、東京ジャーミイが建築されるときから関わりがあり、完成した時はドームの上の方まで上がったそうです。

ここはお話をする方が立つ場所らしいです。



ステンドグラスとは違うのですが、窓の装飾もきれいです。



2階全体が礼拝所になっているのですが、奥に女性のみが登れる階段がありました。



もちろん、登ってみます。なんでもやってみよう!
中2階みたいなところがあり、女性だけで礼拝をささげることができる場所のようです。



見る角度が違うとまた雰囲気が変わりますね。イスラムは女性と男性はなかなか同席しないのでしょうね。



メッカの方角に向かい、礼拝するのですが、ここが正面なのでこのはるかかなたにメッカがあるのでしょう。



モスク内においてある品もすてきです。



これは日本で言えば、螺鈿でしょうか?貝殻を細工しているのだと思います。



土曜日は午後は3時半から礼拝が始まるようです。身体を水できれいに清めた男性が数人、ひざまずいて礼拝を始めました。
一日5回の決められた時間に礼拝をささげるそうです。一番たくさん人が集まるのが、金曜礼拝といって、毎週金曜日には数百人の人が礼拝に訪れるようです。

私たちは邪魔にならないように失礼しました。素敵なモスクを見せてもらって、ありがとうございます。



外に出ると、隣にある建物が目につきました。ラムパパに聞いたら、以前はトルコ人の子供たちが通う学校だったとか。今は使われていないようです。



建物のわきに白い花が群れて咲いています。



東京ジャーミイの外に出てみたら、メッカの方向に向いた壁に文字の刻まれた碑のようなものがありました。
いつか詳しい人にいろいろ説明を受けながら、また見させていただきたいと思いました。
















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