緑のカーテンとゴルわんこ

愛犬ラム(ゴールデンレトリバー)との日々のあれこれと自然や植物、
本や映画などの勝手な独り言を書き留めています

ラムの病気のこと

2016年08月13日 | 

5月の誕生日の少し前から、あんなに食いしん坊だったラムが、食欲が落ちてフードを残すようになりました。

匂いのいい食べ物をトッピングしたり、大好きな大根やりんごで釣ってみても、あまり食べなくなりました。

それでも毎日、ゆっくりですが歩いて散歩には行っていました。階段でよろめくことはありましたが、ラムも老犬になったから仕方ないかなと思っていました。

6月半ば過ぎに明らかに今までと違う症状が出て、呼吸が荒くなり、とても苦しそうになりました。急いでかかりつけの獣医さんに連れていき、レントゲンやCTを取ってもらい、やっと病名がわかりました。

心臓の右心房に血がたまっていて、それで呼吸も苦しくなっているので、注射でその血を抜いてもらいました。

病名は、体の中のあちこちの血管内に腫瘍ができる血管腫瘍だとのことでした。

手術で取り除くこともできないし、薬も今のラムには飲ませるものがないとのこと、血管腫がいつ破裂するかわからないので心の準備はしておいてくださいと言われました。

今までやんちゃ盛りにボールを飲み込んで、2度も開腹手術を受けているので、今後ラムに何かあってももう痛い思いはさせたくないねと家族と話していたのですが、いざ病名がわかるとやはり何かしてあげることはないのかと思うものです。ただ経過を見ているしかないなんて、悲しいことです。

インターネットで調べると、ゴールデンレトリバーには多い病気のようでした。

血をぬいてもらう処置で呼吸が楽になり点滴もしてもらい楽になったのか、玄関前の階段も歩いて上がって帰ってきました。

散歩にもまた行けるようになりました。その頃のラムです。

大好きなお友達わんこのママさんに取ってもらった写真です。少し痩せていますが、いつもの笑顔のラムです。左足には点滴の置き針があり包帯をしています。

わんこ仲間の皆さんからたくさんの励ましや助言をもらい、ラムと私たち家族を支えてもらいました。

マグロの血合いを茹でてあげると喜んで食べるとお友達に教えてもらったので、あちこちの魚売り場でラムパパが探して手に入れてきました。

皮膚アレルギーがあるラムは、決まったフードしか食べさせなかったのですが、喜んで食べてくれるなら何でも上げようと、こちらも必死になりました。

美味しそうに食べてくれるラムを見るのが、私たち家族の喜びでした。ラムちゃん、たくさん食べて偉かったね。

「たくさん手に入ったから」と何度もマグロの血合いを届けてくれたママパパさんもいて、本当にありがたくラムは幸せな子だと改めて思っていました。

 

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