キョンから学ぼう勝浦いすみ

2018年07月30日 09時03分39秒 | 活動報告
(一社)勝浦いすみ青年会議所7月例会「キョンから学ぼう勝浦いすみ」に参加しました。

ここ勝浦でも、特定外来生物であるキョンによる農作物への被害が増加しています。
キョンの駆除、そして資源としての有効活用は急務です。

第一部では、いすみ市地域おこし協力隊としてキョン対策に取り組む石川雄揮氏による講演が行われました。
石川氏からは、キョンを只の害獣として駆除するだけではなく、大切な命、重要な資源として捉え有効活用するための方策についてお話を頂きました。



第二部ではキョン革を使ったクラフトワークを実施。
キョンの革は最高級セーム革になります。肌触りが柔らかく、きめ細かく美しい革です。
今回は参加者全員で名刺入れを作成しました。

クラフトワークの材料となるキョン革


出来上がった名刺入れ


いすみ市では、キョン革を使用した様々な商品開発に取り組んでいます。


第三部ではキョン肉の試食会が行われました。
キョン肉は台湾では高級食材。柔らかくて臭みが無く、食感はまるで牛肉のようです。これは美味い!

キョン肉のソテー


現状、市内で捕獲、あるいは駆除されたキョンはそのほとんどが処分されている状態です。
しかし、キョンの革も肉も有効活用出来るなら、勝浦にはたくさんの貴重な資源が手付かずで存在している事になります。
地域活性化のためには、現状に悲観する事なく、地域の魅力や資源を見つめ直し、有効活用していく事が大切です。
石川氏の講演は、キョンの生態への深い理解や愛情が感じられ、これまで駆除・処分の対象でしかなかったキョンに高い価値を見出し活用しようとする姿勢に感動しました。
勝浦でも情報を共有し、キョンの活用について真剣に取り組んで行きたいと思います。

石川氏がCEOを務めるハント・プラス合同会社へのリンク
https://hunt-plus.com

夕方からは、勝浦中央商店街で開催された「勝浦eスポーツchallenge」へ。
近年、eスポーツは大きな話題となっており、昨年は日本初のeスポーツ専門学校や、世界大会での1億円プレイヤーも誕生しました。

勝浦でこうした大会が開催されるのは本当に素晴らしい事だと思います。
スポーツ繋がりという事で、国際武道大学にもeスポーツ学科などが出来たら良いなあと思います。
今回はウイイレでしたが、次回FPSなら私も参加したいです!

会場の様子。商店街で開催したという事に大きな意義があると思います。
コメント
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