勝浦市議会6月定例会開催!(& 日本IDDMネットワークシンポジウムについて)

2014年06月10日 00時03分04秒 | 議会報告
皆さん今晩は。
梅雨に入り、畑の野菜たちの様子が気になる今日この頃、皆さん如何お過ごしでしょうか。
私の方はお陰さまで元気にやっております。
議員としての仕事はもちろん、青年会議所や各種NPOに関わる活動、消防団活動や自衛隊協力会の事務などなど、充実した毎日を送っています。
最近はデスクワークも多いので肩が凝って大変です。落ち着いたら家族で近場の温泉にでも行きたいものです。

さて、本日6月9日から、平成26年度勝浦市議会6月定例議会が開催となりました。

会期日程、および審議される議案は下記のとおりです。


平成26年6月勝浦市議会定例会会期日程表
https://www.city.katsuura.lg.jp/div/syomu/pdf/nittei/kaikinittei26.6.pdf


平成26年6月勝浦市議会定例会議案一覧
https://www.city.katsuura.lg.jp/div/syomu/pdf/shingi/gianitiran26.6.pdf


我々地方議員の仕事は、我々の税金がいかに無駄なく、効率的に、公平公正に使われるかをしっかりチェックする事です。
今議会では、勝浦市芸術文化交流センターの設置に係わる条例や、浜勝浦川の蓋掛けに係わる補正予算など重要な案件が目白押しですので、しっかりと議案を調査し議会に臨みます。
特に朝市通りの整備に伴う浜勝浦川の蓋掛けについては、昨年12月の議会一般質問でも色々と執行部に対して質問を致しましたが、今回いよいよ工事請負費として予算化されるにあたり、今一度慎重に審査したいと思います。

また、地方議員のもう一つの大切な仕事は、市政について市民の皆さんから頂いたご意見を議場でしっかりと執行部に伝える事、弛まず質問をしていく事だと思っています。

というわけで、今回も一般質問を行います!
今回の私のテーマは大きく分けて3つです。

1 再生可能エネルギーの導入について
2 沿岸漁業におけるサメ被害対策について
3 忠霊塔の管理と今後について


私の一般質問は、6月12日(木)午前11時頃からの予定です。
今回の質問も、市民の皆さんから頂いた陳情に基づくものですから、一問一答心を込めて質問していきたいと思います。
皆さん、是非お気軽に議会傍聴にお越し下さい!


一般質問順序表
https://www.city.katsuura.lg.jp/div/syomu/pdf/ippan-shitsumon/ippannsitumon26.6.pdf

一般質問通告書その1(画像クリックで拡大)


一般質問通告書その2(画像クリックで拡大)





追伸:写真で活動報告

最近の活動について主なものを紹介していきます!



6月1日(日)

この日は社会福祉法人いちょうの里みずほ学園の「みずほ祭」に参加。
熱血‼︎勝浦タンタンメン船団の出店のお手伝いをさせて頂くと共に、地元シンガーの佐々木教道さんのギターと私の三線のセッションを披露しました。
緊張ですっかり頭が禿げてしまいました(笑)



午後から少し事務仕事をした後、久しぶりにNPO法人すんべやぁ勝浦の農園で農作業。
じゃがいもの花が満開になりました!





5月31日(土)

この日は「日本IDDMネットワークシンポジウム2014 in 東京」に出席しました。
これは糖尿病1型に関するシンポジウムで、~1型糖尿病 2025年『治らない』から『治る』へ~をテーマに、iPS研究で知られる山内伸弥教授ら最先端の研究者を講師に招き、糖尿病1型の最新治療や根治について考えるものです。

1型糖尿病とは(日本IDDMネットワーク)
http://japan-iddm.net/what-iddm-is/

私もこの糖尿病1型に罹患してから約25年。
名前こそ似ているものの、糖尿病とは全く違う病気であり、ある日突然膵臓が機能停止してしまうこの病気は、未成年者の発病が多い事からかつては小児型糖尿病ともいわれました。

その罹患率は10万人に1人。
患者数が絶対的に少ない為に正確な医療データも不足しており、社会の認知度も低いのが現状です。
1型糖尿病は、確かにインスリンは手放せませんし、長時間の運動等は血糖値の調整等の必要から難しくなる等の不利はありますが、血糖のコントロールさえしっかり出来ていれば健常者と何ら変わらない生活を送る事が出来ます。
しかし、糖尿病とは別の病気であるにも関わらず、その名称から誤解や差別、偏見を受けることも多々あります。
また1度罹患すれば一生インスリン注射が必要になることから、特に若者・子供の患者は社会や学校との関わりにおいて悩み苦しみ、病気を苦に自殺する方や引き篭もりになってしまう方も沢山います。

私も発病してから様々な誤解や偏見を受けて来ました。
治ると信じて様々なアヤシイ薬に手を出したりもしました(エゾウコギエキスやらオレンジ花粉やらクロレラやら)
また市議選立候補の際には、「あいつは糖尿病だから市議なんて出来るわけがない」なんて言われた事もあります。本当に悔しかったのを覚えています。
何より、これまで家族や恋人には大変な心配や苦しい思いをさせてきたと思います。

でも、自分はこの病気があったからこそ、様々な事に気付く事が出来ました。
「一見普通に見える人でも、必ず何かしら苦しみを抱えて生きている」ということに気付き、「だからこそ、思い遣りを大切に、そして他者の個性を大切にしなければならない」という事を実感出来たのは、人生をこの病気と共に歩んできたお陰だと思っています。だから、この病気は私の誇りでもあります。
「1型糖尿病だからなんだ!負けてたまるか!」という想いがあったからこそ、今の自分があると思っていますし、病気である事を隠した事も一度もありません。

市議選に立候補するずっと前、とある国会議員の方に「持病は政治家にとってデメリット以外の何ものでもない。政治家を志すなら隠し通しなさい」と言われた事があります。
一般的に、政治家はスキャンダルを怖れ病気を隠したがる傾向にある事も知っていますが、私は「とんでもない!」と思ったものです。
病も自分の一部であり、ましてや公務を全うするにあたって何の支障もないこの持病を、何故隠す必要があるのか。
むしろ、1型患者を救うためには、自らがこの病気である事を公にして、みんなの「灯台」になって行かなければならない。それに、同じ様に人知れず苦しんでいる他の病気の人々を救うことだって、政治家には出来るはず。苦しみを知らない人間に政治家なんて出来るもんか!
つい憤慨し、こう応えてやりました。
「自分は政治家になります。しかし、絶対にこの病気を隠す事はしません」
「それに、もし私が将来全国区比例で立候補したら、全国の1型糖尿病患者10万人とその家族の票が入りますよ!」って(笑)


閑話休題。
今回、このシンポジウムに参加して、同じ病を抱えつつ前向きに明るく生きる仲間たちの姿や、最先端の治療法を確立しこの病気を「根治」しようとする沢山の研究者の具体的な研究成果を目の当たりにし、本当に涙が出る想いでした。
私もこれまで罹患した子供たちへのケアや相談などをお手伝いしてきましたが、ここに来て根治の可能性が出てきた事に、心から感動を覚えます。

シンポジウム当日は、私は分科会である「夢に挑戦する患者たちとのフリートーク」にも参加しました。
同じ1型糖尿病患者でありながら、プロスポーツ選手や、格闘家、音楽家の方など、様々な分野で活躍する皆さんが集まり、熱く語り合いました。
病気と向き合いながら自分の夢に向かって挑戦する皆さんのお話を聞いていて、自分も今まで以上に頑張らなきゃ、という気持ちになりました。

1型糖尿病に限りませんが、同じように悩みや苦しみを抱える人々のために、少しでも力になれる方法を考えて行きたいと思います。
当面は、これまで通り差別や偏見を解消していくと共に、1型糖尿病患者に係わる福祉的支援制度の充実に向けて、国や県に積極的に働きかけていこうと思います!

iPS細胞研究の第一人者、京大山中教授による根治に向けた取組みについての講演






5月24日(土)

この日は、第4期目となる「ちば自民党政治学院」が開講し、受講生として参加しました。

この政治学院は、受講生の資質向上を図るとともに、国及び地域の将来を担うにふさわしい人材を発掘・育成することを目的として2010年から開講されている講座です。
第1回目の講座となる今日は、元国家公安委員長である林幹雄衆議院議員を講師としてお招きし、現在国が進めている国土強靱化プロジェクトについて学びました。
同期の皆さんと共に一生懸命勉強して、学んだ事を勝浦市政に反映させて行きたいと思います!

コメント (4)
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