市内河川の水質調査を行いました

2012年06月04日 00時44分29秒 | 議会報告
皆さん今晩は。
台風の進路が気がかりです。被害の少ないルートを通ってくれると良いのですが…

さて、先日6月2日は、勝浦漁港にて「第11回勝浦港かつお祭り」が開催されました。
天候にも恵まれ、早朝から新鮮なカツオを買い求める観光客の皆さんが集まり、大盛況でした。

私は、商工会青年部のブースにてお手伝いをさせて頂きました。
今回も沢山の出店がありましたが、鮮魚はもちろんカツオのたたきなど様々な加工品を販売する店が数多く出店しており、なかなか個性的で楽しい雰囲気でした。
中でも、商工会青年部のブースでは、勝浦産の豚肉を使用したフランクフルトやタンタンがんもなどユニークで美味しい商品が揃っており、観光客の皆さんに大人気でした。

お陰様でタンタンがんも、完売です!


関係者の皆さん、本当にお疲れ様でした!


また、今日6月3日は、全国の環境市民団体によって設立された「全国水環境マップ実行委員会」による「身近な水環境全国一斉調査」が実施されました。
これは、6月5日の世界環境デーに合わせて日本全国の水質検査を行い、分り易い水環境マップを作成しようというものです。

全国水環境マップ実行委員会
http://www.japan-mizumap.org/


私も南外房環境クラブの皆さんと共に、市内河川の水質検査を行いました。
今回は尊敬する先輩と一緒に浜勝浦川の水質調査を行いましたが、やはりこの川の汚染は酷い状態です。
川の水を汲み、試薬を用いて水質を検査するのですが、バケツに汲んだ浜勝浦川の水は汚染で焦げ茶色に染まっており、腐った卵の様な腐敗臭を放っています。
今回、朝市入り口近くの浜勝浦橋付近にて取水・検査しましたが、午前中、干潮で川の流れが良好な時間に取水した際のCOD値は6、
午後満潮となり川の水が滞留している時間帯の数値が8以上(測定不能)となりました。
(CODとは科学的酸素要求量のことで、COD値が高い状態では水中の酸素が消費されやすく、酸素不足になって生き物が住めなくなってしまいます。また、自然の浄化作用も低下してしまいます)

測定の様子


市営駐車場前での測定結果。墨名川との合流点のためか比較的数値は低いです


浜勝浦川中流のCOD測定結果。測定不能です。


議会でも再三取り上げている通り、浜勝浦川の環境改善は勝浦市にとって必ず解決しなかればならない問題の一つです。
悪臭を放ちながら市中心部を流れ、勝浦湾に汚染水を垂れ流しているこの川の環境改善が図られない限り、海洋汚染や漁業不振、観光客リピータ不足等の問題も解決しないと思うからです。

浜勝浦川の環境改善については、今後も継続的に議会において提案・活動してまいります。
また、今月末私的に環境調査会社の専門家を招いて河川状態を調査、改善案などを協議する予定です。

明日は6月定例会一般質問通告書提出期限。来週からいよいよ6月議会が始まります。頑張ります!


追伸:

戸坂健一市政報告会開催のお知らせ

市政報告会を下記の通り開催致します。皆さんお気軽にご参加下さい!

第3回 戸坂健一市政報告会

日時:6月9日(土)13:30~
場所:勝浦集会所(中央図書館2階)
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