いすみ市へ行政視察にいってきました

2011年08月31日 00時33分45秒 | 活動報告
皆さん今晩は。
台風接近中です。
私の実家は築60年の木造おんぼろ腐海状態(夏になると蟲がたくさん!)家屋なので、
台風になると毎回家が激しく揺れ軋み、いつ壊れるかと生きた心地がしません。
皆さんもくれぐれもご注意下さい。

さて今日は、一般質問の通告締め切り日。
私は今回も一般質問を行います。
9月議会では前回に引き続き教育問題、そして環境問題(海岸環境の保全)、
勝浦市の弱点克服に向けた課題策定の提案等を行います。
議会日程の詳細が決まりましたらまた詳しく報告します。
議会は皆さんの生活に直結した政策や予算について議論する場であり、また各議員の活動を間近に見る事の出来る機会でもあります。
政治に興味がある方もそうでない方も、多くの皆さんに議会を傍聴して頂きたく思います。

また午後からは、岩瀬洋男議員、佐藤啓史議員と共に、お隣のいすみ市へ行政視察に行ってまいりました。



いすみ市は平成22年から、「空き家バンク制度」を導入しています。

いすみ市空き家バンク制度ホームページ
http://www.uji-isumi.com/akiyabank/

この制度は、いすみ市が仲介役となって移住に関する情報提供や、移住希望者と不動産業者のマッチングを行い、
いすみ市内への移住・定住を促進させる事を目的として導入されたもので、下記の通り、既にかなりの成果を上げています。

平成22年から現在までの実績

空き家物件登録数:13件
空き家の利用希望登録数:47件
成約物件数:8件
成約数:9件

空き家をマイナス要素としてではなく「地域資源」として捉え、それを有効活用する為に不動産のプロである宅建有資格者を職員として雇い業務を担当させる等、
移住定住促進の為に先進的かつ積極的な取り組みを実践されていました。
なにより、この事業に対する市職員の皆さんのモチベーションの高さ、意欲の高さ、知識の深さに心から感心しました。「ヤル気」が言葉の端々から感じ取れます。
また、インターンの学生を受入れ会議の場に同席させる等、人材育成にも熱心に取り組んでいるように感じました。

悔しいけれど、この分野に関しては、いすみ市は勝浦市の2歩3歩先を行っている。
勝浦市といすみ市の差。それをはっきりと感じた一日でした。
我々も安穏と過ごす事無く、追いつけ追い越せの精神で取り組んで行かなければならないと強く感じました。

今回ご説明頂いた、
いすみ市総務部企画政策課の田中課長、
地域プロモーション室の尾形和宏主査補、
空き家バンク担当職員の鶴貝理恵子さん、

今日は本当に有り難うございました!
コメント (2)
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