エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

借り物ではない自分の力が試される時

2015-12-29 05:59:11 | エリクソンの発達臨床心理

 

 

 
福島の甲状腺がん パレーシア
  福島の子どもたち。甲状腺がんが疑われる子どもが4人見つかった、と言います。「やっぱりね」と思います。 福島県は、東京電力福島第一原発事故当時、18才未満の...
 

 まともな仕事をするのには、親に対する非常に消極的な気持ちに折り合いをつけていることが大事ですね。

 The lie cycle completed 『人生の巡り合わせ、完成版』の第4章、「自我と人品 : 結びの覚書」p102の、第1パラグラフ、下から5行目途中から。

 

 

 

 

 

キングも示してくれているように、また、すでに申し上げました通り、年老いたクライアントはセラピーを終結するのが難しい場合が多いんですね。というのも、その場合、年老いたクライアントは、無慈悲に見える時間の、誰にも止められない流れに対して、借り物ではない自分の力で、向き合わなくちゃならないからですね。

 

 

 

 

 

 自分が老いるのは、下降線にある自分、沈んでいく自分を受け入れることですよね。日頃の内省、祈りが問われます。さっきのブログの話と同じで、裏取引、形ばかりのオザナリ、看板だけでは、通用しませんね。エリクソンが教えてくれているように、借り物ではない自分の力が問われます。

 

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