今宵の聖書の言葉は,目を覚ましていなさい,です。
この言葉は,『新約聖書』で繰り返し出てくる言葉です。それくらい大事な言葉,それが,目を覚ましていなさいです。
今宵も,本田哲郎神父様の翻訳で,『新約聖書』の最初のイエス・キリスト物語「マタイによる福音書」から,第24章。イエス・キリストの話です。
「36「その日,その時について,誰も知らない。天の使いたちも子も知らない。知っているのは父だけである。人の子の出現は,ノアの時の同じだからである。洪水のまえは,ノアが箱舟に入るその日まで,人々は飲んだり食べたり,めとったりとついだりしていて,洪水がおそってすべてをうばい去るまで,なにも気づかなかった。人の子の出現はそのようであろう。…42だから,目を覚ましていなさい。あなたがたの主が,いつ来られるか,あなたたちは知らないからである。」」
「主」というのが,分かったようで,なかなか分かりません。私は,これを,「主人公」とやったらいいんじゃないかと,教えられています。舞台に主人公は欠かせませんでしょ。人生の舞台でも,主人公は欠かせません。自己中心の人は,自分だけが,身内だけが,人生の主人公だと思っています。安倍・詐欺師ちゃんと悪魔の仲間たちは,その悪い典型でしょ。だから,あれだけ,悪いこと,バカができるわけです。
でも,この聖書の言葉が教えてくださるみたいに,主人公は,もう一人おられる。人生はダブルキャスト。二人そろって,初めて,自分も主人公になれる。そのもう一人の主人公がいつ舞台に登場するのか,判らない,こう,聖書は教えているのだと思います。だから,目覚めていなさい,いつでも感性豊かに,センス・オブ・ワンダーを豊かに生きていくことが大事でしょ。
ダブルキャストで主人公をやるときほど,こんなに嬉しいことはない,と必ずいえると,私は考えますね。
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