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エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

エリック・エリクソンの「教科書」

2016-09-13 05:52:59 | エリクソンの発達臨床心理

 

 

 
約束の2種
   生きている意味 ― 女子高生買春と20代の自殺 ―心の時空を秩序づける力 : 市民宗教~体制順応主義2013-09-11 03:00:02 | エ......
 

 Piers, Maria W.編、Play and Development.所収のPlay and Actuality.から。p.128、第3パラグラフ。

 

 

 

 

 

 

 私の「教科書」になっている積み木を1つご紹介します。細かい点まですべてお知らせしますから、この作品の「鍵」と思しきことをお考えいただければと思います。その黒人の少年は、5歳で、元気の良い子です。おそらく、クラスで一番運動神経が良い子どもで、何処の部屋に入ってくる時でも、「何処でやるの?」と聞いてきます。元気に部屋に入ってくるだけじゃぁなくて、すぐに、はじめから決めていたみたいに、背の高い、左右対称の、バランスの取れた人形を作ります。

 

 

 

 

 

 

 子どもがこの手の積み木や箱庭やコラージュをやる時には、やる前からやることを決めてきたみたいな場合が良くあります。その作品を作る必然性があるからだろう、と思います。子どもは、自分かどうすれば、傷を癒すことができるのかを知っているのです。それも、自己治癒能力の一部だと、私は考えます

 この積木は、このブログの初めに翻訳したところにも出てくるものです。文字通り、エリクソンの教科書です。下の写真がそれです。

 

 

 

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