黄金律には不思議な力があることがハッキリ分かりますね。
p221第3パラグラフ。
私は世界中のいろんな宗教まで、黄金律の色なん者を辿るつもりもありません(し、実際辿ることもできません)。間違いなく、英語版では、すべての黄金律は、聖書の黄金律に、何となく似てきます。しかし、根源的な公式は普遍的ですし、私どもの文明の中で一番大事に思われている言葉に、驚くほどたくさん繰り返されます。それは「聖フランシスコの祈り」から「カントの道徳的要請」やリンカーの政治信条「私は奴隷になりたくないのと同じくらい、奴隷持ちにもなりたくありません」までいろいろありますよね。
黄金律がこれほど普遍的なのは、最深欲求と繋がっているからでしょう。人の最新欲求は共通しているわけですから、そこに結びついた黄金律も、普遍的だという我ですね。
ですから、黄金律を考える場合、最深欲求について、思いを致すことが必要です。
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