修復的司法と、子どもの空想遊び私どもの良心が、自分と隣を厳しく裁く「悪い良心」ですと、心の病が増えますし、子どもを心の病にもしますし、犯罪者を厳罰にしようとします。ノルウェーで、ニルス・クリスティ教......
発達トラウマ障害(DTD)の子どもも、演じることを通じて、一歩下がって自分を内省するチャンスを持つことが、やっぱり必要です。
The body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 『虐待されたら、意識できなくても、身体は覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』p.344の6行目途中から。
「もしも、皆さんが、養子に出された子ども達に、自分で自分をコントロールしている感じをプレゼントしたいと思ったら、彼らのために「正しいこと」を強制するのは止めて、自分自身の運命をコントロールする力を授けることでしょう。」ポールは説明して言いました。「治療している若者達を助け、落ち着かせ、救わずにはおれませんよ。皆さんができることと言ったら、彼らの傍らにいて、自分なりの見通しを持つのを手助けして、その実現に協力することです。そうすることで、皆さんは、彼らが自分で自分をコントロールする力を取り戻すのに協力することになるんです。私どもはトラウマを治していますけれども、それを口にする人はありませんよ」
このポールさんは、実に臨床的な人ですね。この件を読んでいたら、西村秀夫先生のことを思い出します。言ってることとやってることが、このポールさんと全く同じだったからです。
札幌いちご会の活動を支援する時に、西村秀夫先生が小山内美智子さん等にしたことは、まさにポールさんが言っていることと同じです。西村秀夫先生は、小山内さん自身の見通しを「あなたが目指していることは正しい」と肯定し、5,000円を寄付して、話し合ったことを「通信」にして人々に知らせるのに協力し、自立生活が実現することにも、協力しました。いつも西村先生が言っていたことは、「傍らにいて、話しを善く聴き、自立することに協力すること」でしたからね。
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