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西平直さんの残念な翻訳を訂正する第5弾,です。
Identity and the life cycle p.53. ブランクから。
健康と成長について
私どもが成長について理解しようとするときはいつでも,あの「エピジェニックの法則(訳注: もともとギリシア語の前置詞であるエピには,「前に」と「上に」の意味があり,それは,『年をとっても,イキイキ生きる』の中で触れられていることですが,ハッキリ言えば,「歴史の『前』に,ご在天の神さま(『上』様)から戴いた,生まれと育ちの創造のご計画」というニュアンスです,カルヴァンの「予定説」の一つと考えて,大過ありません)」を思い出したらいいですね。この「エピジェニックの法則」は「子宮」にいる生き物の成長に由来します。もう少し一般化しますとね,この「エピジェニックの法則」とは,成長するものは何にでも,1つの「大きな予定表」がありますよ,ということです。それから,この「大きな予定表」から,「いろんな配役」が生まれてきますし,それぞれの配役には,時に適った「時期」があり,そのすべての配役は,1つの「皆で礼拝に参加して生まれた,完全なあり方(あるいは,「働きかけあい,補い合って生まれる完全なあり方」)」(訳注:ヘブライ語で,「平和」を意味するシャロームのこと。本田哲郎神父様が正確に教えてくださっているように,「欠けたり,弱くされたりするところが,1つもない完全」)を形作るために,生まれてきます。
西平直さんの翻訳を読んでも,まさか,エリクソンがそこまで言っているとは,まったく分かりませんよね。
エリクソンは,一つの言葉でも,掛詞みたいに,多義的に使います。
このように,はっきりとキリスト教の時間(加藤周一さんが教えてくださるように,「ユダヤ教的時間」です。日本人的時間とは全く違います。)と結び付けて,エリクソンのエピジェニックを説いている文書は,残念ながら,日本にはありません。宗教学者の中には,若干触れている方もいましたが。
それでも,エリクソンが発達について言っていることは,歴史教科書で習った宗教改革,信頼復元運動のカルヴァンの「予定説」と重なることを,「思い出したらいいですね」。
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