人は、二本足で立った瞬間から、向きができます。そこから、心の中にも向きができます。オリエンテーションです。
The life cycle cpmpleted 『人生の巡り合わせ、完成版』、p41の下から3行目途中から。
ですから、恥は、まっすぐに立った時に、《人前》でさらし者になることを意識することだけじゃぁなくて、自分には《背中》があること、特に「お尻 behind」があることを意識することでもあります。「自分の《背後》に」いる人は、このように、「自分を支持」し、前進する時に自分を手引きしてくれる人なのか、自分が知らないうちに自分を見張って、「自分の《後》」を付けて、「自分をモノにしよう」とする人なのか、という二律背反するものになります。《下の背後》は、私が育って追い越したものだったり人だったりすることもあれば、私が置き去りにして、忘れ去り、捨ててしまいたい相手かもしれません。
《背後》にあるものは、自分を支持し応援してくれる心強い人になることでもあれば、自分を見張り、窮地に落とし入れる油断ならない人になることもあります。今日の後半は、ちょっと怖い。でも、人の気持ちの暗部を、ビックリするほど明瞭に、オリエンテーションの中で示してくれています。エリクソンって、苦労はしましたが、やっぱり天才ですね。
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