悪から生まれる、善なる力自分が苦しいと思うことから逃げ出したい、と思うのが人情ですね。でもね、逃げないことです。 Young Man Luther 『青年ルター』p211の、下から6行目途......
発達トラウマ障害(DTD)の子ども。トラウマを意識して治療していく社会を作っていくためには、ニッポンにあっては、まだまだ解決しなくてはならない課題が山積しています。
The body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 『虐待されたら、意識できなくても、身体は覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』p.349の第2パラグラフから。
脳科学の進歩のお陰で、どのようにして、トラウマが脳の発達、自己コントロール、集中力、他者と調子を合わせること、に影響するのか、がだいぶよく分かってきました。洗練された画像技術のお陰で、脳の中でPTSDの源となる部分も特定されましたから、なぜ、トラウマを負わされた人たちが、人と関われないのか、何故、トラウマを負わされた人たちが、音や光に悩まされるのか、なぜ、トラウマを負わされた人たちが、ささいなことで怒り出したり、気持ちを引っ込めたりするのか、ということも、今は分かっています。経験によって脳の構造と働きそのものがいかに変化してしまうのか、さらには、私どもが子どもに伝える遺伝子までもが、いかに影響されるのか、ということも分かりつつあります。
赤ちゃんの頃のネグレクトや虐待が、いかに恐ろしいことなのかが分かります。第1に、そのこと自体を、広くいろんな方に知ってい頂く必要があります。
このブログもその一助になれば幸いです。
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