エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

神の創造 毎日の礼拝

2015-12-20 04:16:42 | エリクソンの発達臨床心理

 

 
時空を超える黄金律
  相手に届くのは、悦んで与える時だけ。 p233ブランクの後。      頭の中で...
 

  神様は創造をする存在です。私どもも、創造された存在でしかありません。もしも、私どもが神の創造に参加できることがあるとすれば、それは神様の創造と同じ形になるしかありません。それ以外は、創造ではありません。偽物です。当世はやりのウソとゴマカシです。

 ジェームズ・ヒルマンが、神様の創造について次の様に教えてくれています。

 

 

 

 

 

神様は、いつでもどこにでもおられます。神様は全てをご存知で、全てを大事にしてくださいます。神様は、世界の隅から隅まで、神様の命をみなぎらせてくださっています。じゃぁ、創造って、どうやったんでしょうね? …神様が創造するのに、ご自分のことは、いったん脇に置かなくてはなりませんでした。…人間のレベルで申し上げれば、自分のことはいったん脇に置いとくと、人がイキイキするのに役立つ、という訳ですね(上の写真の本のP31から)。

 

 

 

 

 神様の創造の本質が語られていて、ジェームス・ヒルマンの学者としても、臨床家としても、超一流であることが、ハッキリ分かる所ですね。

 神様の創造は、ご自分のことは脇に置いとくことで初めて可能だったわけでしょ。私どもも、自分のことは脇に置いとく時、人がイキイキすることが出来ますでしょ。

 ですから、それ以外は、偽物。ウソとゴマカシに決まってます。

 私どもも、日々の生活の中で、自分のことは脇に置いておくと、神様の命がイキイキと輝き、人もイキイキすることができると、ハッキリ分かりますよ。そうすると、毎日が礼拝になります。

 あなたも、神様の創造に参加してみませんか?

 

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 発達トラウマと物語 | トップ | #子どもをハッキリ肯定する自... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿