子どものわがままと、社会の倫理を調整する課題は、古くて新しい。今どきの愛着障害児だらけですと、倫理を強要するような関わりはなおさら禁物です。
The life cycle cpmpleted 『人生の巡り合わせ、完成版』、p46の下から9行目途中から。
この目的を果たすために、両親や目上の者たちは、その子(と両親と目上の者らが)がその子を見張っていない場合にその子がなるかもしれない悪い子とその子を比べます。このようにして2つの真逆の自己イメージをこしらえてしまいます。1つは、家庭や文化において望まれる、発展や自己主張へと歩む人を特色付ける良い子のイメージであり、もう1つは(もっと宿命を感じるものですが)そうなるはずではなかったのに(あるいは、そうなるように言われてなかったのに)、そうなるかもしれないもの悪い子のイメージです。
良い子のイメージと、悪い子のイメージは、このようにしてできます。これが「人間を上下2つに分けるウソ」のはじめとも知らないで、ね。
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