
今日のエリクソンも、Insight and responsibility p.102。タイトルは、『本物の課題を見抜く眼と、本物の課題に応え続ける態度』という程の意味で、『…と責任』という感じじゃない。
子どもは、幼稚園生になる頃になると、オートノミーの感じ、すなわち、自分の感じ、自分の感性に従って善い、という感じを楽しみ、ぐらつくことはあっても、まぎれもなく自分自身の足で立つことも楽しんでいる時が来ますよね。そういう子どもは、いつでも、どこにでも、自分を肯定してくれる眼があることに気が付きますよ。いつでも、どこででも、自分のことを肯定してくれる眼があればこそ、その子は、自分の手の届く場が、安心と安全だと解るんです。
ニッポンに、これだけ発達トラウマ障害(DTD)の子どもか多いのは、親や教員らの自己肯定感が低く、忙しさにかまけて、子どもに「正しいことを押し付けている」からです。エリクソンが教えていくれていることの真逆をやり続けているからです。
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