信頼の貯金が破たんした国、ニッポン風の中の永遠 人は空を見上げることが必要です。自分を超えた存在に思いをはせて生きるためです。 『The Sense of Wonder 不思議......
発達トラウマ障害(DTD)=愛着障害の子ども。ヴァン・デ・コーク教授の The body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 『虐待されたら、意識できなくても、身体は覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』p.159の、最後のパラグラフから。
国立子どもトラウマ・ネットワーク(NCTSN)が次第にたくさんの子どもの治療をするようになるにつれて、次第にハッキリしてきたことは、子ども達が実際に経験している現実を捉える診断名が1つ必要だ、ということでしたね。私どもは手始めに、20,000人分の子ども等のデータ・ベースを立ち上げました。その子ども等は、国立子どもトラウマ・ネットワーク(NCTSN)にあるいろんなサイトで治療を受けてきた子どもたちでした。また、私どもは、虐待されたり、ネグレクトされたりした子ども達に関する、ありとあらゆる研究論文を集めたんです。私どもが集めた研究論文は、130の関連研究により分けられて、全国で10万以上の子どもと青年を研究するに至っています。中核になっている、子どもの頃の発達トラウマに特化した12の臨床・研究グループは、この4年間、年に2回、正しい診断名を提案する提案書を出してきました。その正しい診断名を、私どもは、発達トラウマ障害(DTD)と名付けることにしました。
かくして、発達トラウマ障害(DTD)と言う診断名が生み出されました。
正しい診断名発達トラウマ障害(DTD)ができたことには、計り知れない恵みがありましたし、今でも、極めて豊かな恵みがあります。
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