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エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

不朽の名作は代弁者だぁ!

2016-02-02 07:32:30 | ヴァン・デ・コーク教授の「トラウマからの

 

 

 
「朝日新聞の失敗」とパレーシア 三訂版
  「朝日新聞の失敗」と題する記事が出ました。池上さんのコラムが半年ぶりに朝日新聞に戻ってきました(1.30, 2015(金)朝日新聞 朝刊 12版▲ p15「池...
 

 ビルさんは、体が不自由でも、ヨガのインストラクターの資格を取ろうとするところまで、前向き人生を送る、アメリカ人の典型です。

 ヴァン・デ・コーク教授のThe body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 『虐待されたら、意識できなくても、身体は覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』の第14章 Languare : Miracle and Tyranny「言葉 :奇跡も残虐も(、もたらすもの)」p.232。今日から14章が始まり始まり。

 

 

 

 

悲しみを言葉にしてね。悲しみを言葉にしないままでいたら、心は鋳型にはめられて、しかも、バラバラにされちゃいますから。ウィリアム・シェークスピア『マクベス』より

 

 

 

 

 

 文学というものは素晴らしいですね。400年も前に書かれた言葉とは思えませんからね。「不朽の名作」という言い方もありますからね。発達トラウマの子どもが、言いそうな言葉ですものね。でも実際は、そう感じでいる子どもはゴマンといますけれども、それをなかなか言葉にできずにいる訳でしょ。ですから、この『マクベス』のセリフは、そういう子ども(大人も)に気持ちを代弁してくれている、ということになります。

 

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