
喜び。キリスト教では,湧き上がるものであると同時に,向こうからやってくるものでもある,ということを,昨日お話しましたね。
喜びは,自分の感性に従って善い感じを生かす時に,輝きます。これは,エリクソンの発達段階の二番目,1歳,2歳の時の発達課題です。今の子は,発達トラウマ障害(DTD)のために,自分の感性に従って善い感じが死んでる子が実に多い。
自分の感性に従って善い感じは,英語は,a sense of autonomyです。難しそう? でも,解ると面白いですよ,特にautonomyオートノミー。これは,auto オート,ギリシア語のフートス,自分,自分の感性 と,nomy ノミ―< nomos ギリシア語のノモス 法則 の組み合わせ。ですから,a sense of autonomyは,自分の感性を,自分が生きるための法則にしていい感じ,ということになります。
マインドフルネスは,幾重にもふたや鍵をした,感性を目覚めさせる働きがあります。つい先日も,ある高校生と一緒にマインドフルネスをしていましたらね,眠らされていた自分の感じ,自分の感性を感じてくれたんですね。そしたら,日頃はすぐにトイレに閉じこもり,面接を始めた時には,どんよりした暗い顔をしていたのに,その顔が喜びで輝きだしたんですね。
まさに,「マカリオイ」というギリシア語は、「アシュレー」というヘブライ語は,自分の感性に従う喜びのことを言っている,ということが,サイコセラピーをしてたら,教えられますね。
皆様も,一度ご賞味あれ!
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