#眼が点睛

 

#心の働き　　再び

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「発達トラウマ障害　Enpedia」
は、内閣府情報調査室が情報操作をしているだろうGoogle検索ではなさらず、

MSN検索、あるいは、 Bing検索にて、ご参照ください。

としましたが、１日で、MSN検索、Bing検索にも、内閣府情報調査室が施したであろう、情報操作が入りました。

それだけ、「発達トラウマ障害　Enpedia」の真実が大事。

　Toys and Reasons『おもちゃ　と　賢慮』 

　p.46から。

 

 

　子どもの遊びと陽気で楽しいことは，視覚的な要素によって決まってくるとこれまで見られてきたとするなら，子どもの遊びと陽気で楽しいことは，視覚的に魅了されたことに支配されていますが，その視覚的に魅了されたことには，ぐるりの周りを囲った「結界」の中に一時の運命を携えた人物らが実に巧妙に配置されています。この（訳注：歓びの）結界は2つの大事な見通しを1つにしてくれます、すなわち，目の前に今あるものを見ることと，信じているだけですが，将来そうなるかもわからないことを見通す力を1つにしてくれます。人間の瞳の２つの視点の源を見出すためには，人間の最初で一番はっきりしないはじめにいて，生まれたばかりで，無意識に埋没している自分自身に，私どもは遡らなくてはなりません。

 

　シカゴのシンポジウムで，ルネ・スピッツは自分とデンバー大学の最近の観察と熟考から，赤ちゃんが感じる実感の源ができる際の瞳の役割似ついて、報告しました。すなわち、視覚以外の感覚，即ち、味覚、聴覚、嗅覚，触感から得た情報を1つにするのに役立つのが最初の瞳のギフトである，ということが彼らの主張でした。「視覚は，触れ合って受け止めることが主だった赤ちゃんの世界に，離れたところを受け止める、新しく運命的な知覚をもたらします。離れたところを受け止めることができるようになったので，子どもは，時間が繋がっていること、空間が一まとまりであることが、判ります」。生後３か月までに，赤ちゃんの瞳は，一まとめにした形を捕える力が十分に育ちますし，目に見えたことが，口や感覚の満足から生じる生かされている歓びと一体となるのは、当然でしょう。生かされている歓びとは，おっぱいを貰い，抱っこされ，優しく触れられ，小ぎれいにされ，「お包みに入れられて」満足した歓びです。こうして，お母さんが歓んで，赤ちゃんの世話をするとき，お母さんは，赤ちゃんが自分にぴったりの相手を探している眼の上に，お母さんの顔の「光を輝かせる」のです。顔の光を輝かせるお母さんは，そのようにして，自分自身を，この赤ちゃんにとって最初の互いに分かり合い抱き合うことができる存在として，自分自身に善いぞと言える御恵みをいただけることになっています。それに，光の結界の中では，赤ちゃんは，瞳を見開いて、おっぱいを貰えば，おっぱいにしゃぶりつきながらでも，お母さんの顔の光を一心に見つめるもんです。ですから，視覚が，五感と体感のある間を一まとまりにするのに，気持ちの上でも五感の上でも一番大事な感覚になりますが，その視覚が一まとまりにする五感と体感のある間こそ，分かり合い抱き合うことができる最初の存在であるお母さんと赤ちゃんが約束に基づいて共に歓ぶのが目印です。これを信じるためには，視覚が確実にしてくれるものを数えたら足ります。すなわち，物事が同じ時間に，同じ場で起きたこと，物事は消えてなくならないこと，五感で受け止めた場は自分にピッタリで，手前のものと一体になった背景，他のものが動かずにするのと対照的に大事な人が動いているんだと，視覚のおかげで分かります>。こういったことが一まとまりに出来るのは，豊かに信頼する者が陽気で楽しくそばにいるからです。豊かに信頼する者が陽気で楽しくそばにいるから眼にしたものが一まとまりに出来るということは，「なるほど，本当だね」と実感する元だ、と私は信じて疑いません。「なるほど，本当だね」と実感する元は，単なる事実以上です。もちろん、すぐに、聴覚が大事で役立つものになるのは，目に見えないところにあることも聴こえるからですし，声が近くから聞こえれば，お馴染みの顔をして許される，という希望も深まるからでもあります。初めに出会うお母さんを眼と耳とで２重に身に沁みる程徹底的に味わうと，さらにその赤ちゃんをお母さんが大切な名前で呼ぶことによって、一層味わい深いものになります。その大切な名前は，呼び名になりますし，呼び招く人も，身心に沁み入る大切な人として，思い出すたびに感激されるようになるもんです。（訳注：エリクソンの奥様の）ジョアン・エリクソンが言っているように，「私ども人間の人生は，眼差しがあって初めて，始まるもんですね，ということになります。…見守られているぬくもりのある眼差しがあればこそ，よそよそしさや怒りだけではなく，関心や大事にしたい気持ちが伝わるわけです。お互いに信頼し合うやり取りを体験しても，この見守られているぬくもりのある眼が口ほど物を言うことに変わりがありません。なぜならば，生涯を通して，人間同士の響き合いは，眼が点睛だからです。…。」

 

　ですから、子どもと関わるときに一番大事なのは，子どもから目を離さないことです。