北朝鮮を離れて自由へ ★イ・エラン★の自由ブログ

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核セキュリティ・サミット、核の悪用を警戒

2016-04-05 18:32:49 | 北朝鮮の虚像

 

3月31日と4月1日の二日間、

アメリカで「核セキュリティ・サミット」がありました。

 

残念にも、今年のサミットの団体写真は

韓国の大統領が席をはずしているタイミングに撮ってしまって

今年の写真には韓国首脳が写っていないというハプニングがありましたが笑

 

 【写真:3カ国首脳会談直後、マスコミ会見にて】

 

韓国、日本、米国の3カ国首脳会議など

緊密に議論する場が作れて

各国がそれぞれ手ごたえはあるサミットだったと思えます。

 

 

今年のサミットの報道を見て

印象的だったことといえば、

」と「テロ」と同じテーブルにおいて議論をしたという点でしたね。

 

原発などの核の利用に当って
安全な管理を強調することは
これまでの核セキュリティ・サミットで見られることでしたが、

 

今回は、
最近のイスラム国によるテロ事件や
北朝鮮の核・ミサイル実験を受け、
核の悪用・誤用」に対する警戒が強まったところが特徴だったと思います。

 

「核によるテロ行為防止に関する条約」など

核兵器を使ったテロ攻撃だけじゃなく、
核物質を利用した攻撃で放射線物質を拡散する、
いわゆる「汚い爆弾」の防止のためにも
厳しく核物質の管理をすることで合意しました。

 

 

参考にできる良い記事がありましたので、リンク


「汚い爆弾」に、日本はどう対峙するべきか
東洋経済オンライン 4月5日(火)6時0分配信

 


つまり、核から人間を守るためには、
核を取り扱う人間の責任と注意が必要であり、
悪党の手に入って誤用されれば、
取り返しのつかない被害が生じるので
それを事前に認識して、
悪用・誤用を防ぐために人類がルールを作り、
お互い監視しようということですね。

 

 

最近、日本社会では、

原発の存在についても賛否議論が続いていると思いますが、

人間を利するためにはじめた核利用の副作用による危険とともに

核を人類への攻撃に利用する、

つまり、最初の意図から悪質な利用による危険についても

常に意識して、一刻も早く阻止すべきと思う一日でした。

 

 

 

 


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