
200系引退の報に、ショックを受け、
大掃除も、年賀状作りも、有馬記念の予想も
全て、手がつかなくなってしまった…。
わかっていたけど、
来年の3月15日は、
ちょっと早すぎる。

なぜ、そんなに愛着があるのかって?
その昔、東北上越新幹線のほとんどが200系だった頃、
私は、車内販売のアルバイトをしていました。
バイトをはじめたのは、今から、20年くらい前の話です。
その頃は、ノーズの尖った200系なんかもありました。

今、思い起こしても、200系には
懐かしい思い出がいっぱいです。
朝には、ホットコーヒーとサンドイッチ
昼には、お弁当とお飲み物、
夜は、缶ビールにおつまみと
たくさんの商品を売りました。
薄皮まんじゅう、笹かまぼこなどの
お土産も売ってました。
何を持って行くか見込みを立てて
その商品がほとんど売れたは嬉しかったけど、
ビールとか売り切れた時は、
お客さんに怒られたりしました。
仕事の勝手がわからず、
急に混んできた新幹線で、
車内に閉じ込められた、
苦い思い出も何度かありました。
冬のスキーシーズンには、
上野と越後湯沢を3往復した事もあります。
ガーラ弁当とか、まだあるのかなぁ~。
思えば、300系、400系、E1系など、
後発の車両が引退して行くなかで、
今まで、200系が引退しないのは奇跡です。
戦後の高度成長の中で、
成熟した日本の科学技術の粋を集め、
技術者がプライドをかけて作った車両だから、
ここまで、無事、走ってこれたのだと思います。

200系が定期営業運転から引退する、
3月15日まで、あと3ヶ月。
時間は、あと少ししかないけど、
200系をずっと見守って行きたいと思います。

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