La Table d’Eden / エデンの食卓

フランスの食と料理、そして私のフランス生活/ タイトルを過去のものに戻し再開します…。

Choucroute Garnie シュークルート・ガルニ

2021-12-17 19:00:00 | フランス料理/作り方とレシピ/les cours de cuisine
みなさんこんにちは。

今回は前回紹介した自家製シュークルート(ザワークラウト)を使って、シュークルート・ガルニを作ります。
シャルキュトリー(豚肉加工品)やじゃがいもなどと合わせた煮込み料理です。

アルザス地方の代表的な家庭料理です。

シュークルート・ガルニ
Choucroute Garnie 
【材料】
シュークルート(ザワークラウト)
1〜1.5kg
じゃがいも 500g
玉ねぎ 2個(1個はクローブを刺す用)
ラード 大さじ2位
ベーコン 200〜300g
豚のパレット(肩肉)・フュメ(スモーク)300〜400g
フランクフルトソーセージ 2〜4本
モンベリアール(Montbéliard)ソーセージ 1〜2本
その他 ソーシソン・ア・ライユ
セルヴラなど
クナック(Knacks)

白ワイン 2〜3カップ
ジュニパーベリー 大さじ1.5
クローブ 10個位
ローリエ 2枚
タイム 小さい枝で数本
胡椒

塩は基本的に入れなくてもいいですが、最後に味を見て必要なら少し入れます。

【作り方】
① 玉ねぎ1個を半分に切り、クローブを刺します。もう1個は1〜2cm角に切ります。


② 塊のベーコンは好きな大きさで構いませんがあまり厚すぎず大きすぎない感じに切ります。スライスのものなら1/2〜1/3程度に切ります。


③ スモークの豚肩肉(palette de porc fumée)もある程度の大きさに切ります。塊のハムなどを使ってもいいです。


④ 鍋にラードを溶かし、小さく切った玉ねぎを炒め、透明感が出てきたらベーコンを入れて更に炒めます。



⑤ 上に生のシュークルート(ザワークラウト)を半分くらい乗せて覆い被せます。


⑥豚肩肉、モンベリアールソーセージ、その他のソーセージなどのシャルキュトリーを乗せます。(破裂しやすいフランクフルトソーセージなどは、ここでは入れないでください。)


 更に上に玉ねぎに刺したクローブ、タイム、ローリエを乗せます。


⑧ 白ワインを半量ほど上からかけます。


⑨ また上に残りの生のシュークルートを乗せます。


⑩ ⑦と同じハーブ類を乗せ、残りの白ワインをかけます。


⑪ 蓋をして弱火で1時間位煮込みます。


⑫ 別鍋でフランクフルトソーセージを茹でます。(穴を開けて10分位目安)


⑬じゃがいもを茹でます。20分位。塩は少量か無しでも可。(煮込んだシュークルートの煮汁と併せて食べる為)


⑭ ⑫⑬を、出来上がったシュークルート・ガルニと一緒に盛り付けて、出来上がり。



生のシュークルート(ザワークラウト)を入れる時に、塩分や酸味が強い様なら、さっと水ですすいだり、ザルに入れて水に浸けたりしてから、絞ります。
(市販のザワークラウトでも同じです)

シュークルート(ザワークラウト/キャベツ塩漬け)作り方

アルザスのピザ
フラムクーシュ

ブランケット・ド・ヴォー
仔牛のブランケット

アルザスのクリスマスクッキー
エトワール・ア・ラ・キャネル

✴︎豚肩ロースハム

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✴︎モンベリアールソーセージ

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✴︎アルザスワイン
リースリング


✴︎アルザスワイン
シルヴァネール



料理用にも、シュークルート・ガルニと一緒に飲むのも、アルザスの白ワインが合いますが、あまり甘口でないものがいいです。


キャベツを発酵させるのが最初に行われていたのは、紀元前3世紀の中国だそうです。

シュークルートはドイツからアルザスに伝わりフランス全土に広がっていきました。シャルキュトリー(豚肉加工品)やじゃがいもなどと併せた、今の様な形態になったのは、19世紀からといわれています。


シャルキュトリー(豚肉加工品)は手に入るもので。ソーセージとベーコンのみなどでも出来ますので気軽に作ってみてください。
贈答品などの塊のハムなども活用できます☆



















動画でわかりやすく。

それではまた。




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