弁当日記

ADACHIの行動記録です。 
青年海外協力隊で2006年4月からバングラデシュに2年間住んでました。

Google Earthの地図で

2007年08月12日 | バングラデシュで(JOCV)
8月12日

昨晩、チッタゴンに来ている専門家の方々に夕食をご馳走になった。
新聞報道なので日本はバングラデシュに上下水道の整備などの援助も行っている。

ここ数日の大雨でダッカを含む北部の地域では、安全な水を確保することが
難しくなっている。
下水道の未整備のため、道路、川、池に出されるゴミや屎尿などがあふれて
道路を流れるから。井戸をメインに利用している人たちには、洪水の影響で
くみ上げた水も汚染されてしまう。

解決策のひとつが水道のように供給から利用の段階まで汚染されない状態での
提供されればずいぶんと違うはず。


以前時間のあったときに、google Earthを利用して大きな地図を作ってみた。
チッタゴンは詳細な衛星地図が提供されているのでけっこうこまかい道路や
家の位置がわかる。道路からでは見えなった、家の密集具合やモスクに
つき物の池がどこにあるかわかる。

ちょっとした思い付きで、自分で作った(正確には写真をつなげただけ)
をお渡しすることが出来た。


バングラデシュでも大都市は地図を売っている(ダッカとチッタゴンくらい?)
けれど、いい加減な部分もあるので、地名と幹線道路の位置関係がわかるくら
いの利用方しかない。


Google Earthで作った地図が役に立つかも。
ベンガル人に見せたときは、さっぱり理解してもらえなかったけど。
(学校の授業で地図の読み方を習わないし、生活の中に根付いてない)
防災地図とか、目的地への移動とか、観光とかいろんな種類の地図が日本には
あるけれど、バングラデシュで地図を見かけることはめったに無い。
外国人のほうが地図を片手に動いてるかも。

ベンガル人に場所を聞くと、どこそこの角を曲がって、とか結構場所の説明は
出来るけど、地図で自分の位置関係を示すのは苦手。
駅とか繁華街とか有名な場所を探して、どっちの方角に何があるという考え方
ではないらしい。

ドラゴンクエストの地図は苦手かもしれないけどウィザードリィの3Dならう
まくいくのかも。



もしかして他の途上国にも似たように地図が無いってことはいっぱいあるかも。
こんな利用法が合法かわからないけど、途上国も詳細地図があるGoogleに感謝。


追記。
回線スピードはものすごく遅い(平均5KBb/sくらい)ので、広い地域の写真を
集めるにはは数日かかりますけどね。



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