あだち蒸気機関車館

5インチライブスチーム模型や蒸気機関車に関する資料などを保存、展示する私設博物館

草取り

2016年05月11日 | 館長のひとり言
当館は、建ぺい率いっぱいに建築していますので、あまり雑草が生えるようなスペースはないのですが、門のある東側を除く三方に人ひとりがやっと通れるくらいのスペースがあり、ここに、雑草が生い茂ります。
冬は草取りをする必要もなかったのですが、暖かくなると増えてきます。
先日、このスペースに設置してあるエアコンの室外機を乗り越えながら、一回りしてみると、もう1メートル近い雑草まで伸びていて驚きました。
これから秋までの半年間は、月に1、2度は、こうして草取りをする必要があります。
不思議なことに、西側には建物があり、日当たりが悪いはずなのに、西側にもっとも大量の雑草が生えます。できるだけ根こそぎ引き抜くようにしているのですが、あまり効果はなく、夏場には2週間もすると、つる植物が隣家のアルミ製の塀に絡まってしまい、迷惑をかけてしまうといけないので、せっせと除草に励むことになります。
除草剤などを散布するとよいのかもしれませんが、植物に良くないものが、人間に良いはずもなく、あまり使う気にもなれません。今年も、根気よく草取りに精を出したいと思います。

ところで、この季節に、皆さんの回りにも以下の写真のようなオレンジ色のポピーのような花が咲いているのを見かけることがあると思います。



この花は、ナガミヒナゲシという特定外来生物に指定されている植物です。写真の花の回りに砲弾のようなものは種が入った鞘(さや)です。1つの鞘に1,500個もの種が入っていると言われており、猛烈な繁殖力があるのですが、これが当館の敷地内にも侵入してきました。
幸いに、この植物は根を深く張らないようなので、ちょっと引っ張ると根元から処理することができます。
皆さんもご近所で見かけた時は、すぐに引き抜いて、ゴミ袋に入れて処分して下さいね。