あだち蒸気機関車館

5インチライブスチーム模型や蒸気機関車に関する資料などを保存、展示する私設博物館

鉄道文学

2017年04月30日 | 展示品のご紹介
当館では、昨日紹介したような推理小説だけでなく、鉄道文学も保存、展示していますが、内容は蒸気機関車に関することに限定しています。
パラフィン紙が掛けてあって、タイトルが少し見にくいですが、こんな書籍も展示しています。写真は展示品の一部ですが、蒸気機関車を題材にした文学作品というのはかなりあります。



明治、大正期の作家、文豪の中には、蒸気機関車を主題にした作品も結構ありますから、こういう作品だけを集めて1冊の本にしてもらうと、鉄道ファンにとっては楽しいかもしれません。

SLに関する書籍の紹介

2017年04月29日 | 展示品のご紹介
当館2階の書籍コーナーには、SLの写真集、図面、絵本などが多いのですが、SLを題材にした小説なども展示しています。
先日、近所の古本屋(以前に、余ったパラフィン紙を分けてあげた本屋です)で、西村京太郎の「十津川警部 秩父SL・3月27日の証言(アリバイ)」という本がありましたので買ってきました。



写真は一部ですが、こんな本も保存、展示しています。

早起きは・・・

2017年04月28日 | 館長のひとり言
先日、2階のカウンターで20年以上前に購入した雑学に関する本をめくっていると、「早起きは三文の得」というが、毎日早起きをすると1年でどのくらいの「得」になるかという計算された項目がありました。

しかし、これは明らかに間違いでしょう。「早起きは三文の「徳」」というのが本来の言葉だと思います。ここで言う「三文」の意味は、「取るに足りない、わずかばかりの」という意味です。「二束三文」という言葉でも、三文というのは「タダ同然」という意味で使われています。
早起きをするという行為は、三文程度、すなわち取るに足りないようなことだけれども、それを長く続けることによって、自然に「徳」が備わってくるものだ、というのがこの諺の意味でしょう。
こういう勘違いは、結構多いのではないかと思います。

ところで、2ヵ月程前に、新聞に載っていたクロスワードパズルを解いていると、タテのカギに「□ □ □ □は三文の徳」というのがあったので、「はやおき」と入れたところ、どうしてもヨコのカギと合いません。ヨコのカギから解答していくと、四角には「あさおき」という文字が入ることがわかりました。「朝起きは三文の徳」などという諺があるのか、国語辞典で調べてみると、きちんと載っていて初めてこういう諺もあることを知りました。
しかし、「早起き」が「徳」になることはわかるような気がしますが、朝になると起きるのは当たり前のことなので「朝起き」が「徳」になるとはとても思えませんね。

ちょっと珍しい(?)鉄道メダル

2017年04月26日 | 展示品のご紹介
今日は、ちょっと珍しい(?)メダルを紹介しておきます。
1972年に鉄道100年を記念して開催された「鉄道自由画コンクール」の際のメダルです。
表には、1号機関車が描かれています。



裏面に、「賞」とだけ書かれていますので、「参加賞」ではないかと思われます。



一般に販売されたものではありませんから、それほど残っていないのではないかと思います。