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あだち蒸気機関車館

5インチライブスチーム模型や蒸気機関車に関する資料などを保存、展示する私設博物館

坊っちゃん機関車の図柄のプリペイドカードなど

2016年02月29日 | 展示品のご紹介
当館には、伊予鉄道の坊っちゃん機関車1号機の5インチライブスチームを展示していることは、以前の記事で紹介しました。
次の写真のような機関車です。



当館の展示品の中から、この機関車が描かれたプリペイドカードと切手を紹介します。
まずは、プリペイドカードから。



左上のカードは、伊予鉄道創立100周年記念のテレフォンカードで、他の2つは「ふみカード」です。ふみカードは、かつて郵便局から発売されていたカードで、切手やハガキの自動販売機で使用できましたが、ほとんど利用価値がなく、廃止されました。松山の郵便局限定で発売されたものを取り寄せましたが、機関車の部分は2つとも同じで、デザインの作成者のセンスのなさを感じました。

次は、切手です。



松山といえば、正岡子規が有名ですが、坊っちゃん機関車と正岡子規を交互に配置した切手シートが発行されています。拡大すると以下のような感じになります。



この図柄を良く見ると、先に紹介した「ふみカード」の一方とデザインはほとんど同じで、道後温泉を背景にしています。機関車に至っては、煙の形までまったく同じです。どちらも郵政省がやったことですから、「パクリ」とは言わないのでしょうが、あまりにも横着なデザインと言わざるを得ません。

外国のコインに描かれた日本の蒸気機関車

2016年02月28日 | 展示品のご紹介
当館の貨幣の展示コーナーには、蒸気機関車が描かれた外国のコインを展示していますが、この中に、日本の蒸気機関車が描かれたものがありますので紹介します。
ターコス・カイコス諸島で発行された20ドルのプルーフ銀貨に、C62が描かれています。



ターコス・カイコス諸島は、アメリカの南側、カリブ海に浮かぶ島国です。
最近は、観光などの産業も盛んなようですが、外貨を稼ぐために、さまざまな記念コインを発行しています。こういう銀貨を発行すると、世界の鉄道ファンなどが購入してくれるだろうという思惑があり、館長もこの思惑に嵌まっている一人です。この銀貨は、欧米諸国、中国などの蒸気機関車をモチーフにした10種類の銀貨シリーズの一つで、当館には、10種類すべてを展示しています。

ちなみに、こういう記念銀貨は、発売当初は、7千円~1万円といった高値で売られるのですが、コイン商などでいざ売却しようとすると、千円、2千円と言った値段に買い叩かれてしまいます。館長は、ネットオークションで入手しましたが、その時の価格は、確か3千円程度でした。
これからは、リオ五輪を当て込んで、開催国のブラジルから資金集めのための記念コインが大量に発行されると思いますし、ブラジル以外のさまざまな国からも数多くの「記念コイン」が発行されると思いますが、こういうコインは特別な収集目的がない限り購入しない方が良いと思います。

ちょっと変わったSLの記念乗車券

2016年02月27日 | 展示品のご紹介
当館で展示している蒸気機関車の図柄の乗車券の中から、ちょっと変わった乗車券を2つほど紹介します。
最初の乗車券は、蒸気機関車の図柄というよりも、台紙が蒸気機関車になっていると言った方が正確です。
乗車券そのものは、至って普通なので、面白くもなんともありませんが、見るからに楽しそうで、子供たちが喜びそうです。
それぞれの客車には、さまざまな客席の絵が描かれています。



もう一つは、秩父鉄道が発行した、秩父路SL1000回記念の乗車券で、厚手の用紙に、蒸気機関車のホログラムが付いているものです。C58が爆走する写真はなかなか迫力があります。


ライブスチーム(コッペル)の銘板

2016年02月26日 | 展示品のご紹介
当館で展示しているライブスチームには、それぞれの銘板も縮小、復元されて付いています。
ドイツのコッペル社製の軽便機関車の模型にも、製造会社名が書かれた銘板が付いているのですが、どういうわけか、余分な銘板が手元にありますので、今日はその拡大写真を紹介します。



この銘板は、横幅が5㎝、縦が3.2㎝程度の小さなものです。
館長の父は、同じコッペル社製の機関車を2台製作していますから、3台目のために作ったものの、機関車の製作をあきらめたのか、それとも、出来上がりが気に入らず、使用しなかった銘板かもしれません。
この銘板は、まず真鍮板にエナメルで文字を書き、残った部分の金属を塩酸などで溶かし、溶かした部分に赤い塗装をした後で表面を削ると、文字が浮かび上がって完成します。根気の要る作業です。

以前に紹介したコッペルの写真のタンクの脇に、これと同じ銘板が付いているのがわかります。



当館に展示しているライブスチームには、それぞれ車号や製造会社の銘板が付いています。
来館の際は、こんな小さな個所も見ていただければと思っています。

当館展示のちょっと変わった紙幣

2016年02月25日 | 展示品のご紹介
蒸気機関車が描かれた紙幣の中から、ちょっと変わった2枚の紙幣を紹介します。
最初のものは、ブルガリアで発行された25レバ紙幣で、線路の敷設工事の様子が描かれたものです。



もし、日本の紙幣に、水道工事や電気工事の図柄が描かれていたら、と想像すると笑ってしまいますが、こういう図柄を紙幣の図柄として採用するところが、お国柄なのかもしれません。

次に紹介するのは、第一次世界大戦後のハイパーインフレ時代に、ドイツで発行された紙幣で、額面はなんと5,000億マルクです。



パン1個を購入するのに、リヤカー一杯に紙幣を積んで運ぶ写真が教科書に載っていたり、紙幣の束を燃やして暖を取る様子をテレビで見たことがありますが、この紙幣もこのハイパーインフレ時代の産物です。
中央の鉄橋を渡る機関車も、いかにも元気がありません。紙幣の裏側は白紙です。どんどん高額面の紙幣を印刷しなければならなかったため、印刷も間に合わなかったのではないかと思われます。
いまでは、ドイツの通貨もユーロになりましたが、マルク通用時代に、もしこの紙幣が両替可能であれば、館長は大金持ちになっていたことでしょう。