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慈庵の余韻に浸りながら次に向かったのは、「翠蓮」。
以前に行こうと思ったら、店主が風邪でダウンということで空振りに終わったので、久しぶりです。
実は「慈庵」を食した後、ご一緒できた小市民さんがなんと、翠蓮まで、送ってくださることになりました
雨も降っていたので、助かりました。ありがとうございました
お店の前で、次のラーメン店に向かう小市民さんと別れ、自分は「翠蓮」です。
このお店は雰囲気がすごく良いのです
バリ島をイメージした店内でありながら、ラーメンは本格派。
ラーメン好きをくすぐるメニューでありながら、女性も多く訪れる店です
いつものカエルの置物が迎えてくれました。
上手い具合に席が空きすぐに座ることができました。
席は、ちょっと調理場が見えにくいのが残念でしたが
ここは女性にも頼みやすいように、「小らぁめん」もあります。
レギュラーメニューになった「濃いめ焼き干し」というトビウオを使ったラーメンにしようかと思いましたが、どうも量が多いそうなので、まだ未食の「塩らぁめん700円」にしました
食べ歩きには「小」が良いかもしれませんが、どうも負けたような気がします。負けず嫌いなので「小」は頼みません
もちろん特徴のある「揚げ玉子100円」もトッピングで
店内には「60種類の素材を使った」とか「腐乳」とか嬉しい言葉が満載です
トイレもすかさずチェックしに行きましたが、相変わらずバリの雰囲気を出している綺麗なトイレでした。
店内のバリ風の音楽でトリップしそうです
「おまちどおさまです。熱くなっていますので気をつけてください」と奥さんから手渡しされました。
カウンターの仕切りが高いですが、受け皿があるので大丈夫です。
奥さんは相変わらずいつも小ぎれいにしていて、メイクにも気合いが入っています
来ましたよ~。
一瞬にして香ったのが、海老の匂い。
一口飲んでみると、香ばしい海老の香りが
しかし、熱いスープです
また、火傷しそう
その、熱さの原因でもある、表面を覆う油。
海老をローストしたような味が油と絡まり、濃厚な海老油のできあがりという感じです。
思ったよりも油が強いですね
油の下からはこれまた濃厚なスープが。
以前より動物系の濃度があがっているようです。
塩ダレは丸みがあって、濃さもイイ感じです。でもちょっとスープに負けているというか、このスープの濃度には目立たなくなっていました。
甘みもあり、魚介系の風味もしっかりと出ていますね。
麺は細麺、歯ごたえがしっかりあり、伸びにくい麺です。
美味しい麺です
具は、メンマ、叉焼、豆苗、糸唐辛子、ねぎ。
そしてトッピングの揚げ玉子です。
ここの特徴は豆苗。色合いと歯ごたえが良いですね。ラーメンを邪魔せず、引き立てる野菜だと思います
この叉焼が噂の叉焼。
腐乳を使った叉焼は前回、かなり衝撃をうける美味さでした。
今回は、「あれ」という感じ。
柔らかい、普通の肉肉しい叉焼という感じで。味付けもあっさり目。
(おかしいなあ)と思って、三枚目を食べたら、それは前回同様、脂身が美味しくしっかりとした味付けでした。なぜ、最後の一枚だけ美味しかったのかな
しかし、メンマは相変わらず美味しい
そして、揚たま。
前回はもう少し、揚げてある感じというかパリッとしていましたが、今回普通っぽかったです
食べてみると、若干酢を隠し味に入れてあるようで。
サッパリしていましたよ
唐辛子のピリッと感も良いアクセントでした。
濃厚なスープのため、麺をすすっていたら、ほとんどスープが無くなっていました。
今日も美味しかったです、完食。
さて、ここのラーメンは、慈庵とは全く方向が違いますね。素材を合わせることで複合的な旨さを狙ったラーメンという感じでしょうか
食べ歩きから、ラーメン屋になったという店長さん。
センスも良いし、これからも期待しています
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