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「ぼくたちの家族」・「三度目の殺人」

2017-10-10 | 映画
3連休も無事終わり、体調不良も孫のお陰?で吹っ飛びました
3か月振りに映画鑑賞

ぼくたちの家族

重度の物忘れにより病院で検査を受けた玲子(原田美枝子)は、末期の脳腫瘍で余命1週間と宣告される。
そして認知症のような状態になった玲子は、それまで話すことのなかった家族への本音をぶちまけ、
長男・浩介(妻夫木聡)、次男・俊平(池松壮亮)、夫・克明(長塚京三)はうろたえてしまう。
やがて経済破綻や家庭内不信など、ごく普通の家族に隠されていた問題が明るみに出てきて……。
母親の突然の病気をきっかけに、それまでバラバラだった家族に隠されていたさまざまな問題が噴出し、
その後関係を見つめ直し家族が再生していくさまを描く。

夫婦と息子二人と言う設定は我が家と同じ。
私も手術を経験したので、他人ごととは思えず、あの時の息子たちの心情を思った。
長男は優しくて頼りになりそうでいまいち。
次男は調子よく親を利用しているようで、意外と頼りになる。
親父はまったく機能しない。
男はいざとなるとうろたえ、途方に暮れる生き物みたい。
母の病気をきっかけに、親父と息子が力を合わせて家族として立ち向かっていく姿にほっとした。
旧作と言うことで1000円だったが、こう言う何気ない映画をもっと見たいな。

平日だから10人程度の鑑賞者だったが、一番後ろの席の中央に座った中年?と思われるカップル。
映画が始まる前から普通にしゃべってる
映画が始まってもしゃべってる
10分たってもしゃべってる
こそこそじゃない
静かにしてくださいと言いたかったが、空いた席に移動した。
しゃべりたかったら家で見て下さい
二度と映画館には来ないでください。
だって、最後までずっとしゃべってる信じられない

三度目の殺人

勝つことを第一目標に掲げる弁護士の重盛(福山雅治)は、
殺人の前科がある三隅(役所広司)の弁護を渋々引き受ける。
クビになった工場の社長を手にかけ、さらに死体に火を付けた容疑で起訴され犯行も自供しており、
ほぼ死刑が確定しているような裁判だった。
しかし、三隅と顔を合わせるうちに重盛の考えは変化していく。
三隅の犯行動機への疑念を一つ一つひもとく重盛だったが……。
死刑が確実視されている殺人犯の弁護を引き受けた弁護士が、犯人と交流するうちに
動機に疑念を抱くようになり、真実を知ろうとするさまを描く。

3度目?3回目?3人目?
タイトルの違和感が残る作品。
法曹界の現状?を垣間見ることが出来る作品で、裁判官が正義の番人だと思ってはいけない!
仕事を着々とこなすだけの組織だと思うと、正義などない!
検察官もまた、警察から送られてきた被疑者を有罪にする為だけの組織。
弁護士は、真実よりも法廷戦術にそうように証拠を集める集団。
いったい誰が殺したんだろう?


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