世界のプリマバレリーナたちvol.2「ロパートキナのヴァリエーション・レッスン」

ウリヤーナ・ロパートキナの踊りがとても好きな私には、幸せな気分に浸れるDVDでした。
このお休みに1度じっくり見て、後は合間合間に何度も見てしまいました。
演目は、「ライモンダ」3幕よりライモンダのヴァリエーション、「ラ・バヤデール」2幕よりニキヤの踊り、「パキータ」よりパキータのヴァリエーション、「瀕死の白鳥」の4つです。
特に「ライモンダ」は、音楽もヴァリエーションも大好きなんです。

それぞれ、最初に公演の映像が見れます。
その後、ヴァリエーションのポイントなどを解説しながら、実際に踊ってみせる、という構成になっています。
途中、ロパートキナのインタビューも収録されています。
初回ロット特典ということで、ポストカードが3枚ついていました。

最初から最後まで釘付けでしたが、特に印象に残ったのは、パキータのヴァリエーションの解説の時、そのポイントを伝えるのに「まず、ピアノの伴奏にあわせて、手で踊ってみます。」と、手で踊ってみせてくれた時です。
最近、不調続きで、ちょうどポール・ド・ブラくらいしかできないでいたのですが、手だけでこれだけ人を惹き付けるものなのか、と思いました。

ついでに、「ラ・バヤデール」2幕よりニキヤの踊りで、ロパートキナの見事な腹筋を見て、たるんでる場合ではない、と自分を戒めました。

で、つい、昔、テレビ録画したインタビュー番組まで見てしまいました。
ジゼル、白鳥の湖、シェヘラザード、ゴヤ・ディベルティスマン、シンフォニー・イン・C、イン・ザ・ナイト、瀕死の白鳥の部分映像も、やっぱり自然と魅入ってしまいました。