1ヶ月ぶりのお稽古

ということで「今日は無理はしない。できることをする。」と思っていたのですが、
バーレッスンが始まって間もなく
「acbeさん、1ヶ月ぶりだけあって、全部落っこっちゃってるね～。」
と先生。
タンジュすれば、内股をつかまれ「ぷにゅぷにゅじゃん！」
ということで、徹底的に修正されました。
こうなると、なにが無理でなにが無理じゃないか、もう自分でもわからず、ただただ必死でした。

新しいトゥシューズ・アールクラスのアルメッツは、
「あ、きれい。ロシアの？」
と、先生。
私「はい。アールクラスです。なんか立ちやすい感じがしたので、お稽古で履いてみて、どうかな、と思って。」
先生「アールクラスって、固くなかったっけ？」
私「感触では、グリシコの方が、ボックスは固い気がします。」

そんな会話をしたのですが、立った感じがきれい、と褒められたものの、
先生の「バレエはきつくないと美しくなれないの。」という指導のもと、
どんどんつま先が入っていって、あっと言う間に、かかとがすっこんすっこん抜け始めてしまいました。
せっかく、褒められたのに、きれいに見せてくれたトゥシューズに申し訳なかったです。
やっぱり、かかとゴムは、私には必須です。（ああ、お裁縫。。）
それでも、かかとが脱げても、次の瞬間にはポワントしている自分に、自分でも不思議でした。
まあ、ボックスとシャンクとプラットフォームで、立とうと思えば立てたりはしますが。

1ヶ月ぶりのお稽古だと言うのに、そんな危なっかしい状態で、ポワントしてましたが、なぜか、一応立ててました。
ものによっては、ドゥミ・ポワントにしよう、と思っていたんですが、先生の前に立つと、1ヶ月ぶりだとか、不調だとか、ドゥミ・ポワントにするだとか、頭からすっ飛んでしまいます。
いつも思うんですが、先生ができるようにしてくれる気がします。
気のパワーというか。

お稽古が終わると、不調な箇所は、当たり前ですがは不調。
でも、もう、お稽古、休みません。
せっかく、体に入ってたことも忘れてしまうし。
そうなると、先生の愛のムチが、痛い。。