ファルフ・ルジマトフと言えば「海賊」。みたいな先入観もありましたし、ガラコンサートやバレエ公演「ルジマトフのすべて」などで彼の踊りを観ても、お姫様のサポート的な王子様役はもったいない感じがしていました。ちょうど「スーパーバレエレッスン」で「眠りの森の美女」バージョンが終了したところで観たルジマトフのデジレ王子でしたが、ロマンティックな世界に引き込まれました。第2幕で、リラの精にオーロラ姫の幻を見せられ、心を奪われる表現。第3幕でも、それが継承され、愛してやまない大切なものに接するかのようなサポート。オーロラ姫が自分の手から離れる時は、熱いまなざしをぎりぎりまで送り、余韻を残しながら、自分の場渡りをするルジマトフ。こんな王子様、初めて見ました。リラの精は、ユリア・マハリナです。
【キーロフ・バレエ(マリインスキー・バレエ)「眠れる森の美女」】
○原振付 マリウス・プティパ
○改訂振付 コンスタンチン・セルゲイエフ
○音楽 ピョードル・チャイコフスキー
○キャスト ラリッサ・レジュニナ(オーロラ姫)、ファルフ・ルジマトフ(デジレ王子)、ユリア・マハリナ(リラの精)、ワジム・グリャエフ(カラボス)、タチアナ・テレホワ(フロリナ王女)、ジャンナ・アユポワ(優しさの精)、ヴィタリー・ツヴェトコフ(青い鳥)
※1989年6月、カナダ・モントリオールライブ収録
【プロフィール】
○ラリッサ・レジュニナ
1969年レニングラード生まれ。ワガノワ・バレエ・アカデミー入学後、87年、キーロフ・バレエに入団。
○ファルフ・ルジマトフ
1963年ウズベキスタン生まれ。ワガノワ・バレエ・アカデミーで学び、81年キーロフ・バレエに入団。86年プリンシパルに昇格。
○ユリア・マハリナ
1968年レニングラード生まれ。86年ワガノワ・バレエ・アカデミー卒業、キーロフ・バレエに入団。
○タチアナ・テレホワ
ワガノワ・バレエ・アカデミー卒業後、1970年キーロフ・バレエに入団。現役引退後、ワガノワ・バレエ・アカデミーで教師をしている。
○ジャンナ・アユポワ
1984年ワガノワ・バレエ・アカデミー卒業後、キーロフ・バレエに入団。
○ヴィタリー・ツヴェトコフ
1978年ワガノワ・バレエ・アカデミー卒業後、キーロフ・バレエに入団。キャラクテールでも活躍(「白鳥の湖」の道化、「海賊」のランケデムなど。)
●ストーリー
○プロローグ
長く子供に恵まれなかったフロレスタン王と王妃の間に待望の赤ちゃんが誕生。オーロラと名づけられ、妖精たちが踊りでいろいろな美徳(元気・優しさ・高揚・呑気・勇気)をプレゼントします。しかし、式典長のカタラビュットのうっかりミスで、カラボスを招待し忘れてしまいます。怒り狂ったカラボスは「姫は美しく成長するが、紡ぎ針で指を刺し、死ぬ」と宣言。まだ、贈り物をしていなかったリラの精が「死ぬのではなく、100年の眠りにつくだけ」と呪いを和らげます。フロレスタン王は国中から紡ぎ針をなくすよう、命じるのでした。
○第一幕
オーロラ姫は、16歳の誕生日を迎えます。4人の求婚者が年頃になったオーロラ姫の美しさを讃えます。そこに老婆に変身したカラボスが登場。オーロラ姫に紡ぎ針を渡します。オーロラ姫はそれをもてあそぶうち、指を傷つけ、深い眠りに落ちてしまいます。リラの精は、悲しむ城の人々全員を眠らせ、深い森に隠します。
○第二幕
100年の時が流れ、デジレ王子の一行が森に。やがて一人になった王子のもとにリラの精が現れ、オーロラ姫の幻を見せます。オーロラ姫の美しさに魅了された王子は、リラの精とともに深い森の中へ。リラの精とともにカラボスを倒し、オーロラ姫にキスをして、オーロラ姫とともに城中が深い眠りから目覚めます。
○第三幕
オーロラ姫とデジレ王子の結婚式。童話の主人公たちもお祝いにやってきます。ダイアモンド・サファイヤ・金・銀の精がお祝いの踊りを披露。オーロラ姫とデジレ王子のグラン・パ・ド・ドゥ。リラの精が二人を祝福します。
【キーロフ・バレエ(マリインスキー・バレエ)「眠れる森の美女」】
○原振付 マリウス・プティパ
○改訂振付 コンスタンチン・セルゲイエフ
○音楽 ピョードル・チャイコフスキー
○キャスト ラリッサ・レジュニナ(オーロラ姫)、ファルフ・ルジマトフ(デジレ王子)、ユリア・マハリナ(リラの精)、ワジム・グリャエフ(カラボス)、タチアナ・テレホワ(フロリナ王女)、ジャンナ・アユポワ(優しさの精)、ヴィタリー・ツヴェトコフ(青い鳥)
※1989年6月、カナダ・モントリオールライブ収録
【プロフィール】
○ラリッサ・レジュニナ
1969年レニングラード生まれ。ワガノワ・バレエ・アカデミー入学後、87年、キーロフ・バレエに入団。
○ファルフ・ルジマトフ
1963年ウズベキスタン生まれ。ワガノワ・バレエ・アカデミーで学び、81年キーロフ・バレエに入団。86年プリンシパルに昇格。
○ユリア・マハリナ
1968年レニングラード生まれ。86年ワガノワ・バレエ・アカデミー卒業、キーロフ・バレエに入団。
○タチアナ・テレホワ
ワガノワ・バレエ・アカデミー卒業後、1970年キーロフ・バレエに入団。現役引退後、ワガノワ・バレエ・アカデミーで教師をしている。
○ジャンナ・アユポワ
1984年ワガノワ・バレエ・アカデミー卒業後、キーロフ・バレエに入団。
○ヴィタリー・ツヴェトコフ
1978年ワガノワ・バレエ・アカデミー卒業後、キーロフ・バレエに入団。キャラクテールでも活躍(「白鳥の湖」の道化、「海賊」のランケデムなど。)
●ストーリー
○プロローグ
長く子供に恵まれなかったフロレスタン王と王妃の間に待望の赤ちゃんが誕生。オーロラと名づけられ、妖精たちが踊りでいろいろな美徳(元気・優しさ・高揚・呑気・勇気)をプレゼントします。しかし、式典長のカタラビュットのうっかりミスで、カラボスを招待し忘れてしまいます。怒り狂ったカラボスは「姫は美しく成長するが、紡ぎ針で指を刺し、死ぬ」と宣言。まだ、贈り物をしていなかったリラの精が「死ぬのではなく、100年の眠りにつくだけ」と呪いを和らげます。フロレスタン王は国中から紡ぎ針をなくすよう、命じるのでした。
○第一幕
オーロラ姫は、16歳の誕生日を迎えます。4人の求婚者が年頃になったオーロラ姫の美しさを讃えます。そこに老婆に変身したカラボスが登場。オーロラ姫に紡ぎ針を渡します。オーロラ姫はそれをもてあそぶうち、指を傷つけ、深い眠りに落ちてしまいます。リラの精は、悲しむ城の人々全員を眠らせ、深い森に隠します。
○第二幕
100年の時が流れ、デジレ王子の一行が森に。やがて一人になった王子のもとにリラの精が現れ、オーロラ姫の幻を見せます。オーロラ姫の美しさに魅了された王子は、リラの精とともに深い森の中へ。リラの精とともにカラボスを倒し、オーロラ姫にキスをして、オーロラ姫とともに城中が深い眠りから目覚めます。
○第三幕
オーロラ姫とデジレ王子の結婚式。童話の主人公たちもお祝いにやってきます。ダイアモンド・サファイヤ・金・銀の精がお祝いの踊りを披露。オーロラ姫とデジレ王子のグラン・パ・ド・ドゥ。リラの精が二人を祝福します。
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