大人のバレエ~不思議な魔法 & Something Good

大人になってバレエを始める方、始められた方に。
なにか、参考になれば幸いです。

■バレエDVD/パリ・オペラ座バレエ「ラ・シルフィード」

2007-01-04 14:58:00 | バレエDVD
オレリー・デュポンとマチュー・ガニオ主演の「ラ・シルフィード」。
この作品は、初演時、主演のマリー・タリオーニが、空中を浮遊する妖精の軽やかさを表現するために、当時は珍しかったトゥシューズで踊り、それから、ポワント技巧表現が始まったそうです。

私は、「ドン・キホーテ」同様、公演を観に行こうと思わない作品です。
結婚式当日に、新郎が消えてしまう。その理由は、妖精とは言え、別の女性に誘惑されてしまうから。なんて、新婦にしゃれにならない話。
最後に新郎のジェームズがシルフィードを結果的に殺してしまうことになるのですが、当然の報いと思ってしまうのは、私だけ?
ということで、一応観ておこうと思った私には、他は観なくてもいいと、満足させてくれるDVDでした。

【パリ・オペラ座バレエ「ラ・シルフィード」】
○原振付 フィリッポ・タリオーニ
○振付 ピエール・ラコット
○音楽 ジャン・マドレーヌ・シュナイツホファー
○キャスト オレリー・デュポン(シルフィード)、マチュー・ガニオ(ジェームズ)、エフィ(メラニー・ユレル)
○2004年収録

※オレリー・デュポン 1973年生まれ。1989年入団。1998年エトワール。
※マチュー・ガニオ 1984年生まれ。(母は元パリ・オペラ座バレエ団エトワール。父は元マルセイユ・ローラン・プティ・バレエのプリンシパル。)2001年入団。2004年飛び級でエトワールに。



●「ラ・シルフィード」ストーリー

○第一幕
スコットランド。ジェームズはエフィの婚礼の日だというのに、目の前に現れたシルフィード(空気の精)に心を奪われてしまう。老婆が現れ、エフィはジェームズの友人ガーンと結婚するだろうと予言する。ジェームズがエフィに指輪を贈ろうという時に、再びシルフィードが現れ、ジェームズは現実を忘れ、シルフィードの後を追う。

○第二幕
森の中。ジェームズはシルフィードと戯れながらも、彼女を抱くことができず、もどかしがっている。彼は、魔女マッジに言われるがまま、もらったベールをシルフィードに巻いてしまう。シルフィードは苦しみながら羽を落とし、死んでしまう。エフィとガーンの結婚式が始まる。
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