大人のバレエ~不思議な魔法 & Something Good

大人になってバレエを始める方、始められた方に。
なにか、参考になれば幸いです。

美と神秘のプリマ シルヴィ・ギエム。

2008-08-14 14:54:33 | バレエDVD
旦那がネットで本を買う時、送料無料の料金にならないというので、「美と神秘のプリマ シルヴィ・ギエム」を買ってもらいました。
安かったし。
椿姫なら、なまギエムもDVDも観たことはあります。
でも、15歳の「2羽の鳩」の映像を観て、こんな頃もあったんだ、と思いました。
まあ、12歳でバレエを始めた少女の踊りには見えませんが。


「舞台では自由。」


彼女のこの言葉なんですが、実は、下手ながら、私。
まったく同じことを感じます。

だめなのは、当日の舞台までの時間。
お化粧したり、着替えたり、アップしている時はいいのですが、準備が済むと、
「逃げないから、とっとと舞台に出てしまいたい。」
と思います。

舞台上では、緊張もしているのですが、
「表現していいんだ。」(たいした表現もできませんが。)
みたいな自由を感じます。
だから、舞台に立てる機会をいただくと、すごくありがたく感じます。

まあ、それだけ、いかに普段、世を忍ぶ仮の姿で生活しているか。。
ともいえそうですが。。

人それぞれ、好みもありますが、私は、シルヴィ・ギエムを見ていると、クラシックより、コンテンポラリーがあっているように感じてしまいます。
すごいなあ、と感じるのは、おそらくいっしょだと思いますが。


【おもな収録作品】

■エピソード(トリスタンとイゾルデより「夜の目覚め」)
○振付:モーリス・ベジャール

■「白鳥の湖」より白鳥のパ・ド・ドゥ

■2羽の鳩
○振付:セルジュ・リファール

■イン・ザ・ミドル・サンホワット・エレヴェイテッド
○振付:ウイリアム・フォーサイス
1987年、ギエム主演で初演。
「何ていう振付なの!」と言わしめた斬新なステップに溢れた作品。

■シシー
○振付:モーリス・ベジャール
スイスのホテルで暗殺されたオーストリアの皇妃「エリザベート」を描き、ギエムのために創られた作品。

■「ドン・キホーテ」よりキトリのソロ

■「白鳥の湖」より黒鳥

■「マノン」第1幕第2場
○振付:ケネス・マクミラン
マスネの音楽。1974年、英国ロイヤル・バレエ団初演。プレヴォの「マノン・レスコー」のバレエ化。

■ウェット・ウーマン
○振付:マッツ・エック
スウェーデンの振付家マッツ・エックの前衛的作品。内足、摺り足などバレエのパを超えたステップの連続をギエムが踊る。

※上記作品の映像の他、本人のインタビューをはじめ、モーリス・ベジャール、アンソニー・ダウエル、マッツ・エックなどのインタビューも収録されています。


【シルヴィ・ギエム・プロフィール】
1965年2月25日、教師の両親の元にパリに生まれる。幼少より体操の道を志し、オリンピック選手の予選に入るほどの才能を見せるが、体操のためにバレエを習いに来たパリ・オペラ座バレエ学校でクロード・ベッシーと出会い、12歳でバレエを始める。
1981年、バレエ学校の日本公演で「2羽の鳩」の主役を務める。
バレエ学校入学から4年でパリ・オペラ座バレエ団入団。
1984年12月25日にプルミエール・ダンスーズに昇進した4日後、当時の芸術監督ルドルフ・ヌレエフから、「白鳥の湖」の終演後、舞台上でエトワール昇進を告げられる。パリ・オペラ座史上最年少の19歳。
1989年、英国ロイヤル・バレエ団にプリンシパル・ゲストアーティストとして移籍。
(移籍の理由は、DVDに収録のインタビューで語られています。)
歯に衣着せぬものの言い方から「マドモワゼル・ノン」と言われた。
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