昨日、残念ながら静岡県では20日ぶりとなるコロナウイルス感染者がでてしまいました。
伊東市では初めての感染者ということになりましたが、感染ルートは神奈川県から。
神奈川県の友人がGW最終盤に県内に遊びに来て、その方からの感染ということが確定しています。
いまや日本一のホットスポットとなっている隣県神奈川県です。
熱海、伊東、御殿場、小山などは本当にすぐそこが神奈川県ですから。
でも『いまはこないで静岡県』ってお願いしたのにねえ・・・
ただ、本日、ご家族や立ち回り先の濃厚接触者のかたがたは陰性の判定がでたとのことで、
現時点での感染拡大には至っておらず、とりあえずはほっとしています。
でも私たちは、この感染者発生にも「意義」を持って捉えなくてはなりません。
しばらくコロナ感染がでなかったことで、県内には「このまま終息に向かうのでは」というような、
一種の安心感、期待感があったと感じています。でも、この感染者の発生によって、
「いまだワクチンも特効薬も開発されていない。誰であっても感染リスクがあり、危機は去っていない」
という、厳然たる事実のに引き戻されたといってもいいのではないでしょうか。
しばらくの間、人類はこのCOVID19という新種のコロナウイルスによる感染症のリスクと、
隣り合わせで暮らしてゆかねばならないのです。
その覚悟を再認識してゆかねばならないでしょう。
静岡県は、感染リスクと隣り合わせの生活をしてゆくなかで、「ふじのくに基準」という
「6段階の警戒レベル」と「行動制限」を以下のとおり定めました。
警戒レベルの高い順から列記します。
【6 都市封鎖級】県民のみなさまに外出禁止を要請。県境をまたぐ移動を禁止。
【5 特別警戒】厳しい休業要請と外出自粛。県境をまたぐ移動は不可とする。
【4 警戒】休業要請・不要不急の外出は控えることを要請。県境をまたぐ移動は極力回避。
【3 注意】3密を避け「新たな生活様式」の徹底。県境をまたぐ移動は対象地域の応じて判断。
【2 ほぼ日常】3密を極力避け、衛生習慣を励行し、感染弱者に配慮する。
県境をまたぐ移動はできるだけ避ける。
【1 日常】県内、国内行動制限はなし。ただし国外への行動制限は地域に応じて判断。
現在の静岡県の警戒レベルは「3」
レベルをダウンさせるには、なかなか厳しい条件を設定していまして、
「連続で4週間感染者ゼロ」を達成すればレベルを下げることになっています。
なので、昨日連続20日間感染者ゼロでしたが、感染者の発生によりリセットされ、
また本日から4週間感染者ゼロが達成されないと緩和ができないことになります。
最速でも6月19日ということになりますね。・・・"withコロナ"の日々は続きます。
みなさん、日常を取り戻すべく、各種感染防止対策を励行してがんばりましょう!