静岡県議会には「高校出前講座」という制度があります。(厳密には大学出前講座も含みますが)
この秋、15箇所くらいの出前講座が計画されており、議員が数名づつ派遣されるのですが、
私はの先鋒として本日私立静岡北高校にいってきました。
静岡北高校は静岡市瀬田という市街地のなかでは最北部に位置するところにありますが、
静岡理工科大学の系列校として、近年スーパーサイエンススクールの指定を受けるなど、
とくに理工系でめざましく伸びている学校ですので楽しみにしていました。
学校までは、生徒と同じ条件で登校せねばと思い、静岡駅からバスで向かったのですが、
これが甘くて、予定時間より15分もバスが遅れ、なんと遅刻してしまいました・・・
反省するとともに、生徒さんたちに申し訳ないことをしてしまい、あらためてお詫び申し上げたいと思います。
さて、肝心の出前講座の内容ですが、4人の議員が4つのチームに分かれて
各8人の生徒さんたちとディスカッションするんですが、テーマは「よりよいまちづくり」。
そのテーマに沿って生徒さんたちが自由に意見を発表したり、問いかけがあったりするという形式のですが、
私は冒頭挨拶で「日常生活のなかに政治はあります。生活そのものが政治だよ」と言ったんですが、
そのとおりの日常生活目線でよりよいまちをつくるハイレベルな意見や質問がでて、クリエイティブな時間になりました。
なかには、荒削りだけどブラッシュアップすれば、これ行政サイドの施策としていけるのでは、
企業の戦略展開として売り込めるのでは、という意見・アイディアもあり、Z世代やるなあーと、唸ってしまいました。
正直、個人的にもほんとうに楽しかったです。
少なくとも自分自身の高校時代よりいろいろ考えてるなあ、と感心しました。
今後学校に許可をいただければ、彼らに今日のアイディアを基にして、
次のステージに挑戦する機会を提供できるといいなあ、とも思っています。
また、その場で意見しない生徒さんもいましたが、きちんと聞いてくれて、考えている目をされてたので、
「じっくり考えて意見や感雄があったら教えてね」と、メルーアドレスを渡してきたので、
メールくれるかなー、と楽しみにしています。
いろいろな刺激を受けて、勉強になった数時間となりました。
今現在の世界は、シュンペーターが予言したとおり資本主義の終焉期を迎えつつあるのだと感じていますが、
未来は明るい、きっと新しい時代をつくってゆける、と実感できた時間でした。
私も、彼らに負けないようにがんばります!