悩みは深き4月30日。

2020年04月30日 | Weblog

今日は4月30日。

今年はcovit19の非常事態宣言下ではありますが普段の年ならGWの真っ最中。

でも、実は今日は節目の日でもあるのです。

私は、静岡県議会第2会派「ふじのくに県民クラブ」(19名)の所属議員ですが、

我が会派の役員任期は、5月1日~4月30日。

ということで、不肖私、令和元年度会派会長を務めさせていただきましたが、

本日4月30日も持って任期満了となります。

役員のみなさんはじめ、会派のみなさまには力強くサポートをいただき

なんとか一年務められたと、心からの感謝を申し上げたいと思います。

本当にありがとうございました。

 

ただ、大変光栄なことに、明日からの令和2年度も引き続き会派会長職を務めさせていただく

ことになっておりますので、改めまして1年間よろしくおねがい申し上げます。

微力ながら、精一杯がんばってゆきたいと思っています。

 

さて、今日は節目の日ではありますが、前述のとおり非常事態宣言下でのGWであり、

5月6日以降の非常事態宣言の継続が確実視される中で、静岡県の対応準備を

しなければならないため、朝からみっちり県庁詰めでした。

28日に成立させたコロナ対策のための「静岡県令和2年度4月補正予算」。

約264億6700万円にものぼるコロナ対策のためだけの巨額の予算編成です。

それに引き続き、さらに上積みするかたちでの7日以降のためのさらなる予算が組めるのか・・・

 

相当に厳しい財政状況ですので、なかなか国の予算の追加がない限り難しいのがほんとのところです。

今日は、1年間を振り返るなどという情緒に浸る暇もなく、一日が駆け足で終わってゆきました。

うーん。悩み深い・・・ほんとに県にもおカネがありません(泣)。

 

コロナ予防対策でこのところ自家用車での県庁行きが多くなりましたが、

今日の行き帰りの新東名高速道路の空き具合には、

県民のみなさまがSTEY HOMEを守り、外出を自粛いただいていることの表れであり、

こころからの敬意を表するものであります。が、これは裏返せば

すなわちこれだけ経済活動も控えなければならなくなっているということでもあって、

おカネがないことに直結してゆくことに、また悩みを覚えながらの往復となりました。

 

さまざま悩みは深いですが、明日からは会派新年度!

気持ちを新たにして頑張ってゆきますので、なにとぞよろしくお願いいたします。

 

 

 


Stay Home. but Embark on sea of meditation.

2020年04月29日 | Weblog

いま世界はcovit19(新型コロナウイルス)禍にあります。

日本も当然ながら非常事態宣言下にあり、世界経済も急速に縮小している状況です。

2020年の新年を迎えたとき、世界中のどのくらいの人間がわずか数か月後に

このような状況下に世界が陥いると考えていたでしょうか。

中国がWHOに武漢での新型コロナウイルス感染症の爆発的拡大を伝えたのは、

私の記憶では、確か2019年12月31日。

 

まさか動くはずがないと思われていたものが動いたとき

「山が動く」という表現をしますが、この言葉どおりの事態でしょう。

いや、世界が変わるときというのは、なんらかの要因があるのでしょうが、

まさにこのような予測していない事態から必要に迫まられ「動く」ことなのかもしれません。

 

covit19の本当の意味での終息は、ワクチンと特効薬の開発を待たねばならないことは明白です。

1年かかるのか、5年かかるのか・・・

人類の感染症とのたたかいを紐解くと、現在の科学技術がいくら進化したといっても

数か月ほどで終息できるものではありあません。一時的な収束はできても、ワクチンや

特効薬ができない限り、第2波、第3波が来ることは、歴史が雄弁に物語っています。

 

感染症の戦いは、まさに人類の歴史そのものですので、

この「山が動いている」歴史の現場に、政治家としてたちあっている以上、

この戦いに責任をもって参戦し、また今現在、そしてコロナ後にくるであろう

パラダイムシフト(常識の革命的変化)に当事者として参画せねばなりません。

もちろん、目の前の現実として展開するさまざまな危機に対処をすることは大切です。

でも、それだけでなく、その先も同時に考えねばならないのが本物の政治家だと

私は思っています。

 

今、世界も国も静岡県も STEY HOME をみなさまにお願いしています。

季節は最高の季節。海や山や川や五感を刺激する各地へお出かけになりたいのは

本当によくわかります。もちろん私だってそう思います。

でも、いまはこれがコロナとの戦いの最良の戦術です。ご理解のほどよろしくお願いします。

 

もう一つお願いが。

逆に、こんなときだからこそ思索の海に船出して、

これからの地球のコト、未来のコト、お考えになってみてください。

パラダイムシフト後の次の時代をつくるのは、いまを生きる我々ひとりひとりなのですから。