さくらんのDias de Pasion

いつもテーマはmake me & my loved ones happy!素敵なマダム&ママンを目指し精進します

敬愛なるベートーヴェン

2006-12-29 23:58:21 | 映画&ときどきドラマ

今日は、私にとっては第九の日でした!
第九の生演奏を聞いた後は、
急いで場所を移して、第九映画「敬愛なるベートーヴェン」を見てきました。

前売り券を持っていて、
当初の予定では、生演奏の前に見に行く予定だったのですが、
風邪をひいてしまったことにより、
予定は大幅に変更、
駆け込みで映画館に入ったため、
前から3列目という、ちょっと近すぎる位置で見ることになりました。

といっても映画が始まってしまえば、
前から3列目ということはすっかり忘れてしまっているのですけれどね。

さてさて映画ですが、
事前から楽しみにしていた10分強の、第九演奏の場面は
すばらしいです!圧倒されました!
思わず涙ほろりとしてしまいました!
演奏を終え、会場からの割れんばかりの拍手に気づくシーンが
特に感動的なのですが、
私も一緒に拍手をしたかった・・・(皆さん、静かに見ているのですもの!!!)

エド・ハリスさんはまさにベートーヴェンという感じですが、
最初は、ちょっと不潔で嫌味なヤツって感じですが、
最後ではまるっきり印象が変わってしまいます。熱演です

そして、ダイアン・クルーガーさん。
飛行機内で「ミシェル・ヴァイヨン」を見て一目ぼれしてしまったのですけれど、
理知的な美しさに、今回も
ベートーヴェンが信頼を寄せたのも納得!って感じです。

監督は、
私の気に入っている「太陽と月にそむいて」を
撮られている方だったのですね・・・。

やっぱりクラシック音楽って良いわ~と思って、家路に着きました。


ベートーヴェン・第九

2006-12-29 23:36:33 | 音楽&コンサート
今年のコンサートの聴き納めも
やっぱりベートーヴェンの第九

今回は、東京オペラシティ・コンサートホールで行われた
アンドレイ・アニハーノフさん指揮、
レニングラード国立歌劇場管弦楽団の演奏による第九を聴いてきました。

諸事情がありまして、
20分くらい遅刻
1曲目のモーツァルトのモテットは聞けませんでしたが、
第九はしっかりと聞いてきました。

CDを何度も聞きましたし、
今日の午前中も聞いていましたから、
だいぶ耳が音楽を覚えてきました。
前2回よりもずっとずっと楽しめました。
音楽に身をゆだね、
ちょっと気持ちよくなりすぎちゃったところもありましたが・・・

席がオペラシティ・コンサートホールの3階席、
コントラバスの真上にいるのではないか、と思うような位置だったので、
全体が見渡せないばかりか、
隣のお嬢さんが手すりによりかかっていたので、
ビオラとか、指揮者とかも見えなかったのが、ちょっぴり残念でしたが、
まあそんなこともありますよね~。
その代わりというわけではないですが、
打楽器や、ヴァイオリンはしっかり見てきました。
実際に音が出ているところを見るのは、やはり刺激的です!

そして、前にもトーゾ・シモーネさんが
指揮をされたときに感じたことがあるのですが、
オーケストラだからっていって、全然かしこまっていないところが、
私には好印象でした。
アットホームというか、肩肘をはっていないというか・・・
きっとコンサートでクラシックに触れることが、
敷居の高いことではなく、日常生活の延長なのではないかな・・・
という雰囲気を持つコンサートだったような気がします。
ちなみに、私はそういうのが好きです~。

コンサートは休憩なしで行われました。
すばらしい演奏を聴いても、
各楽章の間では拍手ができないのが、ちょっと残念!
それから、今回のコンサートでは、最初から合唱団がいるのではなく、
途中から入ってきたのが、なかなか目を惹きました。
歌う人は最初から立っているのは大変かもしれないから、
このほうがいいのかもしれないけれど、
楽器を演奏している人は緊張の糸が切れなりしないのかな???というのは
ちょっとした疑問点でした。

来年は、どこの演奏を聴きに行こうかしら?
今度はちょっと贅沢に、正面の席で聴くぞ!と
早くも来年のことを考えてしまっています